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さぼってばかりの虫屋日記 2006年5月から2009年4月まで書かれた、このブログの前身です。 ひよこまめ雑貨店 妻のこまもの作り日記。 [むし・生き物] 断虫亭日乗 湊和雄のデジタル南島通信 ふらっとばぐずろぐ 宇治虫 IM 虫の棲む星 Lepido and Scales umibe no kansatsu nikki るどるふ 甲虫採遊記 inkの缶詰 じゅじゅちゃんのダンゴムシ日記 植物学リソース みどりもの 無鉄砲無節操伝 日常の領収書 博物学日誌 虫けら屋の「ちょっと虫採り行ってくる!」 [海・ガラス・もの作りなど] ボトルシアター 海山日和 hiroimono しゅんぴー趣味の記録 どんとこい!磯古事記 ブルーグリーンの誘惑 sea amberを探して アルビレオの観測所 平成ボトル倶楽部日記 ジリジリ 手作り作品アレコレ。 猫に小判 BLOG*海から陸へ… 川原の一本松 [研究室・企業] 東京農業大学昆虫学研究室 岡島・小島ゼミ やままゆ書房 メールはこちら。☆を@に変えてください。 isohaetori☆gmail.com 写真や文章の無断転載は禁止します。 Copyright © 2009-2012 Hiroki Ono All Rights Reserved. カテゴリ
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昨日の磯採集の時、亀澤さんがタコを捕まえた。
![]() タコは可愛い。 もう妖精と呼んでいいレベルである。 クリオネだのダンゴウオだのウミウシだの、海の妖精とか天使とか呼ばれて調子こいてる(こいてないって)海の生き物はたくさんいるが、タコの可愛さの前にはそんな連中も大したことない。これからはタコの時代である。 普段は生き物一種あたり一枚くらいしか写真を載せないのだが、タコは特別扱いしてたくさんアップすることにする。 つんつんしてみる。 「気安くさわるんじゃねぇ~!」怯えるタコ。 ![]() 何考えているか分からない目。 ![]() 潮だまりに戻したら、白っぽくなった。イカもそうだったが、瞬時に色が変わるので面白い。 ![]() むやみにつついていると、ぐにゃぐにゃしながら凄いポーズを決めてきた。ジョジョ立ち、なんて言葉が脳裏をよぎる。立ってないけど。 ![]() 前に読んだことあるようなネタだな、と思われたかもしれないが、それは思い過ごしというものである。 ※このタコは、後でスタッフが美味しくいただいて…ません。ちゃんと逃がしました。 岩礁での採集を終えてから、環境の良さそうな場所を求めてロケハンの旅に出た。最後は某漁港で、漁労屑を捨ててある場所を見つけたので漁ってみることに。海藻やいろんなものの死骸をひっくり返し、二人してハネカクシやガムシを過呼吸になるまで吸いまくった。臭い。 さて、港の漁労屑といえば、やはりコレである。 ![]() タコノマクラ。 蛸の枕なんて、誰が呼びだしたか知らないが、なんとも素敵な名前ではないか。 腐り始めの生っぽいやつからだいぶ風化が進んだものまで、港の片隅にゴロゴロしていた。こうしてタコマクを大量に見つけたのは、実は今回が初めてだ。ハネカクシのことなど忘れてはしゃいでしまった。 完品を集めてみたら6個あったので、亀澤さんと3個ずつ山分けにして、持ち帰った。さっきいじめたタコにもプレゼントしたい。 ![]() 現在この枕たちはバケツの中で腐るに任せている。漂白が終わるまで、結構な日数がかかるだろう。真っ白のカッコイイ標本ができたら紹介します。 早起きして、亀澤さんと海もの調査へ。前回は四度にわたる雨天中止という前代未聞の事態に見舞われたが、今回は天候に恵まれ、すんなり決行することができた。やはり日ごろの行いが良いせいであろう。コアな甲虫の話が一日じゅうできて楽しかった。
亀澤さんのご案内により、初めて見る良い虫に出会えたのだけれど、それはいずれ発表されるネタなのでここでは触れずにおく。 岩礁では、イソジョウカイモドキが活発に歩きまわっていた。 ![]() これはメス。オスは立派な触角を持っていて絵になる虫だが、ウロウロとたいへん落ち着きのない野郎で、なかなか写真に撮らせてくれなかった。また次回。 ケシウミアメンボもたくさんいた(トリミング)。交尾している個体もおり、今が繁殖シーズンのようだ。この個体はお食事中で、水面に落ちた何かに吻を突き刺してちゅうちゅう吸っていた。 ![]() 黒のビロードを着込んだ美しい虫である。しかしいかんせん小さいので、遠目には黒ゴマが水面を滑走しているようにしか見えない。 こいつらは普段たくさんいるくせに、冬の間は完全に姿を消してしまう。どこでどうやって過ごしているのであろうか。気になる。 楽しみにしていた金環日食は、ちょうどその時間に雲が厚くなったため見られずじまい。結局、「すごく大きめな部分食」を観察するにとどまった。それでも雲の中で細くなった太陽というのはなかなかの奇観で、やはり感動した。
久々にびんの紹介。 へんぺい足さんも紹介されていた、「パコイン」のびん。Made in occupied Japanとあるので、終戦直後の咳止め薬らしい。高さ135ミリ。 ![]() 六角形が三つ連なった模様と、「パコイン」のエンボスがある。細かい目盛りも切ってあり、びん下部には「5g」のエンボス。 ![]() 外箱はこんな感じ。「ネオ」というあたりに自信を感じさせる。 ![]() ![]() 「抜咳因」でパコインと読ませるとは、なかなか強引というかなんというか…。まあ、言いたいことは伝わってくるパッケージである。 効能。 ![]() ![]() 「…鎮咳成分アウクピン、プランタギン等ノ配糖体及…ヲ含有スル」などとあり、びんの肩にある六角形のエンボスは、配糖体の構造をイメージしたものではないだろうか。 なお、製造者は山本薬品工業株式会社で、所在は「兵庫県伊丹市伊丹」とされている。 参考:川原の一本松(へんぺい足さんのブログ) パコイン パコイン其の二 上記の記事によると、パコインのびんには何種類かあったようだ。私も引き続きこの製品については追及していきたい。
必要なモノや文献というのはなぜかいっぺんに発生するもので、最近は出費が激しい。今日も探していた古書をネットでみつけてぽちってしまった。残業がつかなくなって収入も減っているというのに。せめてお酒くらいは控えたいと思うが、それもなかなかうまくいかない。
昨日アップしそびれた写真を一枚。 ![]() 嫌われ者のクロゴキブリも、脱皮したての時はハッとするような美しさを備えている。か弱い透明な体は、まるで繊細なガラス細工のようだ。無垢という言葉さえ似合う、一級の芸術品と言ってよいだろう。 …などと褒めそやしておきながら言うのもなんだが、私はゴキブリが嫌いである。特にクロゴキブリは大の苦手で、一生相容れることはないと思う。しかし脱皮直後くらいは愛でてやりたいと思い、写真を撮ってみた次第。黒くなった瞬間から、こいつは敵である。 念願かなって、地元の林でウマノオバチの姿を写真に収めることができた。
![]() 穴ぼこだらけの大きなクリの木があり、それに多数の個体が群がっているという、もう夢に出てきそうな素晴らしい光景であった。いつまでもこの環境が残されて欲しいものだ。 前回見た土場では、今日も多数のエゾオナガバチが産卵していた。 ここはという位置を見つけると、脚を踏ん張って産卵管を打ちこみ始める。 ![]() ゆっくりと針が入っていく。何度見てもすごい技である。 ![]() 数十分後には、ここまで入った。 ![]() 周りにはライバルがうろうろ。時に小競り合いも起こる。 ![]() いつもの茅葺屋根では、ハムシドロバチの一種がノミゾウムシ類の幼虫を狩ってくる姿が見られた。 ![]() やはり蜂は面白い。これからも少しずつ勉強していこう。 5月7日の記事で、近所の道端から何かの繭を採ってきたと書いた。その繭が少し前に羽化したので結果を報告したい。
その繭とはこれである。(再掲) ![]() 最初、このもわもわ感から、脈翅類の繭ではないかと思った。しかし繭の隙間から透かして見ると、どうも甲虫の蛹のよう。その時はあえてそれ以上追及せず、出てくるのを待つことにしたが、意外にも翌日にはその正体が判明した。 それでは発表します! \ やあ / ![]() アルファルファタコゾウムシだった…orz ……べ、別にがっかりなんてしてないんだからね! 春の忙しさも、ようやくピークを過ぎた。これで一息つける。
ほったらかしだったブログもちゃんと更新しようと思う。 まずは、撮ってはいたものの日の目を見ずにいた写真をいくつか。 ベニシジミの顔。(2012年5月10日) ![]() 綱渡り。(2012年5月10日) ![]() クロハナムグリ。(2012年5月10日) ![]() ゴマフカミキリの顔。(2012年5月10日) ![]() 穴を見ると、覗きこまずにはいられないナミハセイボウ。古民家の柱にて。(2012年5月1日) ![]() 日中は忙しく飛び回っていたナミハセイボウだが、夕方になると、適当な直径の穴を探し始める。触角で探り、一度上半身を入れてみて、気にいるとおもむろにお尻からもぞもぞと潜り込む。そして顔だけ出しておく。この柱には釘穴がたくさんあって、その一つひとつにセイボウがはまり込んでいた。この穴の中で夜を過ごすのであろう。 「おやすみ…」 ![]() しかし、写真の腕をもっと磨かねばならんな…。
午前中のうちは天気がもちそうだったので、いつものフィールドに出かけた。
オナガバチの一種が材にたかっていた。すらりとした姿で、これほどカッコいいヒメバチもなかなかいないと思う。 ![]() ![]() アクロバティックな姿勢で産卵管を打ち込む。 ![]() ウマノオバチも一匹だけ見た。飛んで逃げるところだったので思わず網に入れてしまい、写真は撮れなかった。もう少し粘りたかったのだが、みるみるうちに雲行きが怪しくなり、やむなく撤退。直後にバケツをひっくり返したような大雨になった。 しかしウマノオ様が地元にもいると分かったのは収穫だった。近いうちに再訪する予定。 大阪自然史博の松本吏樹郎様より、エゾオナガバチとの情報を頂きました。ご教示ありがとうございました。
地獄のようなゴールデンウィークがやっと終わった。毎年のことながら、やはりこの時期の仕事はきつい。
今日はオフだったので、徹底的に寝た。普段なら絶対にしない二度寝までした。その後は、ずっと先送りにしていた衣替えや買い物など。何もしなかったおかげでだいぶ疲れが抜けたが、次の週末には母の日という第二の山場が控えている…。 買い物からの帰り道、近所の草むらでこんなものを見つけた。 その一、ディプテラの囲蛹っぽい何か。長さ2ミリほど。 ![]() その二、ヨモギの葉にくっついていた、ほわほわした何かの繭。中には蛹の姿が透けて見える。繭の直径は7ミリほど。 ![]() 何が出てくるかはお楽しみ。 一見しょーもない道端の草むらにも、好奇心を刺激するものがたくさん潜んでいる。生き物屋って、一生退屈しないでいられるお得な人種だと思う。
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