昆虫、特に甲虫を中心とした生き物ブログ。ビーチコーミングやガラスびん収集についても書いています。


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見慣れぬ蝶

職場でナガサキアゲハを見かけることが多くなってきた。千葉県の北西部で、このでっかいチョウがふわりふわりと舞っているのを見ると、やっぱり違和感を覚える。

ナガサキアゲハを初めて見たのは、私がまだ幼いころ、長崎県にある祖父の家でのことである。数年に一度、里帰りした時にしか見られない大きなチョウは印象的で、それ以来、このチョウは遠くへ行かないと見られない異邦の存在というイメージであった。『長崎』アゲハという名前も、その印象を強くした。それが今や、クロアゲハに混ざって普通に見られるようになっている。何となく複雑な気持ちにさせられる。

この違和感は、ツマグロヒョウモンについても同じことが言える。私は茨城県で育ったのだが、昔はこんなチョウがわさわさ飛んでいるのを見た記憶はない。それがいつの間にかあちこちで目につくようになり、今は当たり前のように飛び回っている。近所ではまだ見かけないが、そのうちにアカボシゴマダラやクロマダラソテツシジミも押し寄せてくるのであろうか。
しかし、考えてみると今の私は園芸店に勤める身なので、パンジーやビオラの苗を大量に売って、ツマグロヒョウモンの分布拡大に手を貸しているという状況である。職場では幼虫もよく見かけるし。そうするとアレか、俺もこの状況を作っている元凶のひとつか。うう…嫌すぎる。

だいたい、園芸店というのは外来植物の見本市みたいなものなので、生き物屋としては結構微妙な気持ちになる職場である。こんなん売りたくないんだけどな…という商品はたくさんあり、かといって店としては仕入れないわけにはいかず、生き物屋の良心が痛むような局面もある。まあ、そういった嫌な仕事ばかりではないのだが、一介の社員ではどうにもならない部分に悔しさを感じるのも確かである。見慣れないチョウを目にするたび、そんなことを思う。
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by isohaetori | 2010-07-13 21:18 | 昆虫採集・観察(陸)