昆虫、特に甲虫を中心とした生き物ブログ。ビーチコーミングやガラスびん収集についても書いています。
by isohaetori
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ルリジガバチの土取り
むし成分が不足していたので、近場の公園にハチを眺めに行った。いつものポイントではルリジガバチが盛んに土の団子を運んだり獲物を狩ってきたり、忙しそうに働いていた。全身青色の金属光沢で覆われた、かっこいいハチである。
巣材を集めているところ。口から少量の水を吐き出して土を柔らかくし、小さな玉を作って持ち帰る。
土なら何でもよいかというとそうでもなく、土質に関しては結構選り好みをするらしい。写真の個体は、この2,3センチほどしかない粘土の塊に固執しており、他の土には目もくれず、頻々とやってきては削り取っていった。時々アリに足を引っ張られて邪魔をされても、めげずに戻ってきては団子を作っていった。一回の土取りは、二十秒足らずで終わる。
不思議なのは、団子を作っているときに、かなりの確率で後脚を上げることである。銭湯でコーヒー牛乳を飲む時、無意識に腰に手を当ててしまうのと似ている…気がしないでもない。
謎の動作といえば、団子を作り終えたとき、なぜか上半身をこのようにのけ反らせるのも気になるところである。「とったど~!」的な何かだろうか(違
頭上では、ミドリセイボウがうろうろ。
ショックだったのは、毎年ハムシドロバチやセイボウを観察していた古民家の屋根が改修されていたことである。数十年にわたって連綿と続いてきたであろう、狩蜂の巣がぎっしり入った茅葺屋根は、跡形もなく取り払われていた。あの屋根の中で暮らしていた無数の虫たちは、建材と一緒にすべて焼き払われてしまったことだろう。悲しすぎて言葉もない。
巣材を集めているところ。口から少量の水を吐き出して土を柔らかくし、小さな玉を作って持ち帰る。
土なら何でもよいかというとそうでもなく、土質に関しては結構選り好みをするらしい。写真の個体は、この2,3センチほどしかない粘土の塊に固執しており、他の土には目もくれず、頻々とやってきては削り取っていった。時々アリに足を引っ張られて邪魔をされても、めげずに戻ってきては団子を作っていった。一回の土取りは、二十秒足らずで終わる。
不思議なのは、団子を作っているときに、かなりの確率で後脚を上げることである。銭湯でコーヒー牛乳を飲む時、無意識に腰に手を当ててしまうのと似ている…気がしないでもない。
謎の動作といえば、団子を作り終えたとき、なぜか上半身をこのようにのけ反らせるのも気になるところである。「とったど~!」的な何かだろうか(違
頭上では、ミドリセイボウがうろうろ。
ショックだったのは、毎年ハムシドロバチやセイボウを観察していた古民家の屋根が改修されていたことである。数十年にわたって連綿と続いてきたであろう、狩蜂の巣がぎっしり入った茅葺屋根は、跡形もなく取り払われていた。あの屋根の中で暮らしていた無数の虫たちは、建材と一緒にすべて焼き払われてしまったことだろう。悲しすぎて言葉もない。
by isohaetori
| 2012-08-15 18:50
| 昆虫採集・観察(陸)