昆虫、特に甲虫を中心とした生き物ブログ。ビーチコーミングやガラスびん収集についても書いています。
by isohaetori
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ハナダカバチ2014
昨日は川島画伯と砂蜂観察に出た。場所は毎年チェックしているニッポンハナダカバチの営巣地で、今季初めての訪問である。
時期を逸してはいないかと心配だったが、むしろ今までに見たことがないほど多数の雄蜂が乱舞していた。雌蜂は巣穴を掘り始めたくらいのタイミングで、巣作りや狩りの活動がピークになるのは、むしろこれからのようだ。
他の多くの狩蜂でもそうであるように、ハナダカバチでも雄蜂が先んじて現れ、雌を求めて地表を高速で飛び回る。甲高い特有の羽音があたりに満ち、砂浜の一角が急に賑やかになる。穏やかに晴れた日、浜に腰をおろし、いきいきと飛び交う美しい蜂を眺めるのは楽しい。
しかし、蜂の方にはそうのんびりしている余裕はなく、雄は相手探しに躍起になっている。雌蜂を見ると反射的に追いかけ、交尾を迫る。
巣穴を掘っている雌に、二匹の雄が飛びかかってきた。
上の一匹は一瞬で離脱。
雌が腹を曲げて拒否の姿勢をとっているのがわかる。
もう一匹も飛び去った。この間、およそ二秒足らず。ハナダカバチは基本的に諦めが早いのだ。
落ち着いて穴掘りを再開する雌蜂。
この作業が終わると、幼虫の餌となるハエ類を狩ってくるはずだ。この営巣地ではミズアブやキンバエを餌とすることが多く、アメリカミズアブを狩ることもあるようだが、どんな外見や大きさであれ、獲物は双翅目に属する虫に限られる。似たような姿の蜂もいるのに、ハエという分類群をちゃんと見分けているのが不思議だ。
もっと納得のゆく写真が撮りたいので、都合がつけば来週も再訪する予定。
時期を逸してはいないかと心配だったが、むしろ今までに見たことがないほど多数の雄蜂が乱舞していた。雌蜂は巣穴を掘り始めたくらいのタイミングで、巣作りや狩りの活動がピークになるのは、むしろこれからのようだ。
他の多くの狩蜂でもそうであるように、ハナダカバチでも雄蜂が先んじて現れ、雌を求めて地表を高速で飛び回る。甲高い特有の羽音があたりに満ち、砂浜の一角が急に賑やかになる。穏やかに晴れた日、浜に腰をおろし、いきいきと飛び交う美しい蜂を眺めるのは楽しい。
しかし、蜂の方にはそうのんびりしている余裕はなく、雄は相手探しに躍起になっている。雌蜂を見ると反射的に追いかけ、交尾を迫る。
巣穴を掘っている雌に、二匹の雄が飛びかかってきた。
上の一匹は一瞬で離脱。
雌が腹を曲げて拒否の姿勢をとっているのがわかる。
もう一匹も飛び去った。この間、およそ二秒足らず。ハナダカバチは基本的に諦めが早いのだ。
落ち着いて穴掘りを再開する雌蜂。
この作業が終わると、幼虫の餌となるハエ類を狩ってくるはずだ。この営巣地ではミズアブやキンバエを餌とすることが多く、アメリカミズアブを狩ることもあるようだが、どんな外見や大きさであれ、獲物は双翅目に属する虫に限られる。似たような姿の蜂もいるのに、ハエという分類群をちゃんと見分けているのが不思議だ。
もっと納得のゆく写真が撮りたいので、都合がつけば来週も再訪する予定。
by isohaetori
| 2014-06-18 19:42
| 昆虫採集・観察(海)