昆虫、特に甲虫を中心とした生き物ブログ。ビーチコーミングやガラスびん収集についても書いています。


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カテゴリ:昆虫採集・観察(海)( 61 )

草取り

またしてもブログを放置してしまった。とりあえず生きてます。

この数ヶ月は完全に仕事漬けで、朝から晩まで働いては帰って寝るだけ、休みも何だかんだで仕事で潰れるという、生き物屋成分ゼロの生活を送っていた。そして案の定げっそりと痩せた。一度は血尿が出て驚いた。サツバツ!
無趣味な仕事人間にだけはなりたくないと昔から思ってはいたが、まさか自分がそうなるなんて人生わからないものだ。しかし、考えてみたら私もいい歳のサラリーマンになってしまったわけで、今はそういう時期なのだと考えて諦めるべきなのかもしれない。きっと今までが楽すぎたのだろう。

さて、サツバツとした生活も一瞬緩んだところで、今日は今季初めての野外に出た。早春の虫はあらかた終わってしまっていて、何か喪失感を覚えた。

ショックを受けたのは、毎年訪れていたハナダカバチの営巣地がだいぶ荒れていたことだった。ここは地元のおじいがいつも草取りをしていて、おかげでハナダカバチ好みの裸地が維持されていた場所である。
しかし、ここ数年はそのおじいの姿がなく、次第に砂地が雑草に覆われつつあるのが気にかかっていた。そして今日久々に訪れてみると、予想通り、植生の遷移がかなり進んでしまっていたのだった。このまま数年放置すれば、もうハナダカバチが営巣できなくなることは明らかである。具体的な種名は伏せるが、ここにはハナダカバチ以外にも貴重な生き物が多数生息しており、それらも同様に衰退してしまうだろう。
私はこの土地とは何の関係もない部外者だが、ハナダカバチがいなくなるのは悲しいので、おじいに代わって草取りをすることにした。午後は他に行く用事があったので、取り急ぎ目立つ箇所にだけ手を入れた。来月はきちんと道具を揃えて除草作業に赴くつもり。可愛い虫どものためなら草むしりくらいやるけど、問題は面積がけっこう広いということだ。考えただけで心が折れそう…。
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by isohaetori | 2015-05-25 21:57 | 昆虫採集・観察(海)

オオウスバカゲロウ(3)

先日、珍しく夕方のうちに仕事が終わったので、疲れをおして目星をつけていた海岸に向かった。憧れ続けていたあの虫を見るためである。
ヘッドランプをつけて砂浜を歩き回ること数十分、灯りを反射してキラリと光る眼を手がかりに、ついにその姿を見ることができた。

IMG_5070

オオウスバカゲロウ Heoclisis japonica、2014年8月20日、千葉県

柔らかな銀毛に覆われた体は、想像以上に大きかった。長年の思い入れも手伝って、なにか神々しい気配さえ感じられた。

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この夜は羽化ラッシュだったようで、下草のあちこちに新成虫がぶら下がっていた。できれば翅を伸ばす過程を見たかったのだが、現場に着いた時間が遅かったためか、見つかる虫はどれも翅を伸ばし切っており、体が固まるのを待っている状態だった。それでも、繊細なレースのような翅は、写真を撮るのを忘れて見とれるほど美しかった。


東北地方出身の友人が、故郷ではウスバカゲロウのことを「神様トンボ」と呼んでいたと教えてくれた。夜になるとどこからともなく現れ、ふわふわと儚げに飛び回るこの類に相応しい名前だと思う。


過去記事:
茶碗むし(オオウスバカゲロウ)
オオウスバカゲロウ(2)
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by isohaetori | 2014-08-26 23:55 | 昆虫採集・観察(海)

カワラハンミョウ

西日を浴びるカワラハンミョウのペア。(2014年7月15日)

IMG_4630



今日は買い物に行き、ユザワヤでロットリングを買い足した。ついでに日光の丸ペンも買ってみた。少し試してみたところ、毛を描くにはロットリングよりもこちらの方が良さそうに思う。しかし筆圧により線の太さが変わるので、早く慣れるよう練習しなければならない。

眼鏡も壊れてしまったので新調した。ナンバーガールの向井秀徳がかけていたような銀色丸縁のやつを選んだら、10歳くらい老けて見えるようになって愕然とした。あれは向井がかけるからカッコいいのであって、普通の人間がかけるとただの地味なおっさんになるだけだと気がついた。

少し悲しくなったので、それよりは派手な赤いフレームのやつも一本買った。目指せヤング。


………。
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by isohaetori | 2014-07-25 19:06 | 昆虫採集・観察(海)

ハナダカバチ2014

昨日は川島画伯と砂蜂観察に出た。場所は毎年チェックしているニッポンハナダカバチの営巣地で、今季初めての訪問である。
時期を逸してはいないかと心配だったが、むしろ今までに見たことがないほど多数の雄蜂が乱舞していた。雌蜂は巣穴を掘り始めたくらいのタイミングで、巣作りや狩りの活動がピークになるのは、むしろこれからのようだ。

他の多くの狩蜂でもそうであるように、ハナダカバチでも雄蜂が先んじて現れ、雌を求めて地表を高速で飛び回る。甲高い特有の羽音があたりに満ち、砂浜の一角が急に賑やかになる。穏やかに晴れた日、浜に腰をおろし、いきいきと飛び交う美しい蜂を眺めるのは楽しい。

しかし、蜂の方にはそうのんびりしている余裕はなく、雄は相手探しに躍起になっている。雌蜂を見ると反射的に追いかけ、交尾を迫る。
巣穴を掘っている雌に、二匹の雄が飛びかかってきた。

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上の一匹は一瞬で離脱。
雌が腹を曲げて拒否の姿勢をとっているのがわかる。

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もう一匹も飛び去った。この間、およそ二秒足らず。ハナダカバチは基本的に諦めが早いのだ。

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落ち着いて穴掘りを再開する雌蜂。

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この作業が終わると、幼虫の餌となるハエ類を狩ってくるはずだ。この営巣地ではミズアブやキンバエを餌とすることが多く、アメリカミズアブを狩ることもあるようだが、どんな外見や大きさであれ、獲物は双翅目に属する虫に限られる。似たような姿の蜂もいるのに、ハエという分類群をちゃんと見分けているのが不思議だ。

もっと納得のゆく写真が撮りたいので、都合がつけば来週も再訪する予定。
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by isohaetori | 2014-06-18 19:42 | 昆虫採集・観察(海)

近況

f0205097_2140415.jpg毎年のことながらこの時期の仕事はきつく、元同僚と久々に会ったら開口一番に「やつれた」と言われた。特に今年は人員の削減を受けて絶望的なまでに人手が足りず、さすがに心が折れそうになった。今はその状況も少し落ち着いて、人間らしい生活が再開できそう。まずはがっくりと落ちてしまった体重を元に戻すべく、なるべくカロリーの高そうなものを必死で食べているところ。反動で逆に太ったりして。


丸山さんから桐箱7箱が届き、ここ最近は米粒より小さい虫の山と格闘している。まとまった時間を作れないせいでなかなか進まないのだが、やっとおおまかな仕分けが終わり、なんとなく全容が見えてきた。某国では精力的にこの分類群に取り組んでいる人たちがおり、先を越されないためにも急がなければならない。

今扱っている分類群で、千葉県産のものは概ね出そろってきた感があるので、最近は最後の仕上げとばかりに夜間調査も何度か行った。夜の海岸は日中と異なり、普段姿を見せない虫も活発に動き回っているので面白い。とある未記載種も夜に特定の場所を探せばごっそり採れるということがわかった。こいつは日中に見かけたためしがないが、夜には物凄い個体数が文字通り湧いて出たように歩いている。普段はどこにいるのだろう?

一昨日は初めて中瀬式ライトトラップも試みた。これもものすごい数の虫が入って驚いた。もっと早くからやっていればよかったかも。もっとも、夜中の真っ暗な海岸はあもよの出そうな薄気味悪さを感じて気が進まないのも確かである。今取り組んでいる虫という目的がなければ絶対にやらないだろう。
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by isohaetori | 2014-05-29 21:45 | 昆虫採集・観察(海)

キスジツチスガリ

砂上で休息する、キスジツチスガリCerceris arenariaのオス。(2013年5月27日)

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メスはゾウムシ類を狩る。この砂浜では、トビイロヒョウタンゾウムシを抱えて飛ぶ姿がしばしば見られる。
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by isohaetori | 2013-08-20 23:55 | 昆虫採集・観察(海)

ハナダカバチ2013

職場は妙な気忙しさが続き、落ち着かない日々。ああうちの会社って本当にブラックなんだなあ…と、感心することしきり。
今月は人事異動もあり、私もごくわずかながら立場が変わった。給料は変わらないが、面倒な仕事が増え、連休をほとんど取れなくなったのはつらいところ。密かに計画していた夏休み(4日間)も消え失せた。これからしばらくの間は、日帰りの採集しかできなくなりそうだ。


今日は息抜きに川島画伯と蜂を見に行った。既にお決まりパターンとなった海岸と山巡りだが、行けばそれなりに新しい発見がある。
ニッポンハナダカバチは、今年も熱心に働いていた。個人的に最も好きな蜂だ。
寄生蠅がつねにまとわりついており、どの写真にも幽霊のように写りこむ。
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ミズアブを抱えてきたメス。一瞬のことだったので、構図や設定を考える余裕がなく、ただの証拠写真となったのは残念。

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暑かったが、久々の野外は実に気持ちが良かった。
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by isohaetori | 2013-07-08 23:17 | 昆虫採集・観察(海)

燈明堂

昨日は川島画伯と神奈川の海岸を歩いた。下見に徹したため、昆虫はまったく採集せずに終わった。貝殻は多少拾ったが、私の好きなタカラガイは妙に少なかった。今年はハズレの年なのだろうか? 
持ち帰ったものは少なかったが、調べたら面白そうな海岸をいくつか見つけたのは幸いだった。春になったら海岸性昆虫を探しに再訪したい。


帰り際に、浦賀の燈明堂に立ち寄った。江戸時代に使われていた和式灯台を再現したものである。

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なかなか良い雰囲気。奥に浦賀の夜景が見える。次は黄昏時、あたりが青い光に包まれるときを狙って来てみたい。
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by isohaetori | 2013-01-22 20:47 | 昆虫採集・観察(海)

ぷりっ (写真供養2)

前回上げた写真と同日に撮影した、砂浜のクルマバッタモドキ。微妙な緑色型。こういう大型のバッタはメカメカしくて良い。

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脱糞直後という恥ずかしい場面をネットに晒してしまい、バッタには悪いことをした。バッタさんごめん。

バッタ 「///」
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by isohaetori | 2012-12-08 23:49 | 昆虫採集・観察(海)

黄昏どきの虫(写真供養1)

ここひと月ほど、すっかりブログを放置してしまった。先日の学会では、「いつもチェックしていますよ」という声を何人かから頂戴し、こんなブログでも読んでくださっている方が意外にいることに驚くとともに、最近は全然書いていなかったことを申し訳なく思った。すみません。これからはぼちぼち更新していきます。


まずはアップしそびれていた写真を何枚か。このまま埋もれさせるのはなんとなく勿体なく、写真の出来如何はともかくとして、一応日の目を見せてやりたいと思うからだ。
これらは10月9日、千葉県の海岸で撮影したもの。浜はもう黄昏で、陽の光が好きな虫たちは物陰に隠れ始め、夜の虫が少しずつ現れ始める、そんな時。黄金いろの光に満ちた夕刻の海岸はよいものだ。

シバミノガの蓑。恥ずかしながらそれまで私はこの虫を知らず、この日同行していた川島さんに教わって初めて目に入るようになったものだ。その気になって探せば、なるほど、確かにそこかしこにぶら下がっている。イネ科の下草が好きなようで、つんつんした特徴的な蓑が可愛らしい。
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ショウリョウバッタモドキ。こちらの気配を察して、常に草の向こう側へ回り込もうとするシャイな虫。
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マツムシ。鳴く虫は数あれど、マツムシほど格調高い声の持ち主はいないだろう(完全な独断)。以前独り暮らしをしていたアパートの周辺には本種がたくさんいて、帰宅途中にはずっとチンチロリンの声を聴くことができて幸せだったことを思い出す。
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※不自然な姿勢なのは、ガサガサやって下草から追い出して、適当なところにとまったものを撮影したから。来年はもっとちゃんとした姿を撮りたいものだ。


夕陽を浴びるナガコガネグモ。金色がさらに際立ち、美しい。
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耳を澄ますとハマスズの声が聴こえる、素敵な海岸であった。

写真供養シリーズは、あと数回やります。(一回で終わるかも)
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by isohaetori | 2012-12-06 18:46 | 昆虫採集・観察(海)