昆虫、特に甲虫を中心とした生き物ブログ。ビーチコーミングやガラスびん収集についても書いています。


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カテゴリ:昆虫採集・観察(海)( 61 )

クロシオウミハネカクシ

昨日は三浦半島へ調査に行っていた。懸案のハネカクシは何とか1♂を得ることができ、一安心。数が少ないのは、やはり時期外れだからだろう。来年の春以降に期待したい。

せっかく磯に来たのだから…というわけで、岩礁で暮らす虫を探しては撮影の練習をした。これはクロシオウミハネカクシDiaulota pacifica。真の潮間帯性ハネカクシで、潮をかぶるような岩礁の岩の隙間や、岩に固着したヒトエグサの周辺などで生活している。今の時期は完全に越冬モードで、岩の表面を出歩くことはない(ようだ)。
f0205097_2139578.jpg

体長は2ミリちょっとなので、私の機材では画面いっぱいに撮ることはできない。この写真は少し引いて撮った写真を切り出している。しかし、被写界深度が浅いので腹部はボケボケ、ストロボの当て方が悪いので体の下は真っ暗…という、かなり残念なカットになってしまった。虫の姿勢も微妙だし。もっと工夫して撮る必要がありそうだが、ひたすら歩き回る微小なハネカクシを撮るのはなかなか難しい。
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by isohaetori | 2011-12-01 21:52 | 昆虫採集・観察(海)

カタモンハネカクシ

一昨日の調査で見つけた海岸性甲虫、カタモンハネカクシLiusus hilleri。(短報云々と書いたのはこの種ではありません、念のため)
f0205097_22345410.jpg

体長15ミリを超える、本土で見られる海ハネの中では最大級の種。この個体は真っ黒だが、鞘翅の赤いタイプも見られる。場所によっては急速に数が減っているようで、海岸の環境をみる上で、一種の指標になる虫かもしれない。


合間をみては白バック写真の練習をしているが、やはり一筋縄ではいかない…。試行錯誤あるのみ!
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by isohaetori | 2011-11-27 22:49 | 昆虫採集・観察(海)

トビイロヒョウタンゾウムシ

川島さんと三浦半島の海岸巡り。
今日は主に下見ということで、計4か所を回った。過去に溜めたデータは既に「第一報」として投稿済みなので、今日からは第二報に向けたサンプル集め。年に一回出る雑誌だから、次の投稿は約一年後か、あるいはもっと先になりそうである。地味にこつこつとやっていきたい仕事だ。

今日は下見のはずだったが、ちょっと驚くようなハネカクシが採れた。検鏡した瞬間にびっくり。あんな(一見)しょーもない浜にいるとは。
残念ながら1♀だけだったので、追加個体を採りに行かなければならない。複数個体を見て、ゲニの確認ができた時点で短報にしたい。
f0205097_0115326.jpg

砂浜のトビイロヒョウタンゾウムシScepticus uniformis。斑紋の変異が多く、見ていて飽きない。つぶらな眼も可愛い。
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by isohaetori | 2011-11-25 23:55 | 昆虫採集・観察(海)

トウゴウヤブカ

先日の夜間調査ではこのカが大喜びでたかってきて,撮影の邪魔をしてくれた.
トウゴウヤブカAedes togoi
f0205097_21424096.jpg

内陸部でも普通に見られるカであるが,こいつの幼虫は塩分に耐性があるため,岩礁の潮溜まりでも発生する.夜の海岸で襲ってくる大きなカは大抵こいつである.

私はアカイエカやヒトスジシマカになら多少の慣れができているが,このカには「負ける」.とにかく痒いのである.ウミコオロギの写真を撮っている時など,連中はこちらがじっと動かないのをいいことに露出部分をボコボコに刺してきて,私のやる気を削いでくれたのだった.


ちなみにこのカの名は,あの東郷元帥にちなんで付けられたものだという.なぜだ…?
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by isohaetori | 2011-10-15 22:06 | 昆虫採集・観察(海)

ウミミズカメムシ

先日,川島画伯と海ものの撮影に行ってきた.目的のひとつはこの虫.
ウミミズカメムシSpeovelia maritima Esaki
f0205097_2215348.jpg

その名の通り,ミズカメムシのくせに海岸で生活しているという妙なやつである.大きな石がゴロゴロしているような礫浜がお好みのようで,潮間帯から潮上帯にかけて見られる.礫間に堆積したゴミを掻きわけると出てくる.
成虫になっても無翅で飛ぶことができないが,敏捷に走り回り,撮影はなかなか難しい.
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by isohaetori | 2011-10-14 22:05 | 昆虫採集・観察(海)

三浦半島調査(2)

疲れていたのか、朝起きると既に7時半を回っていた。もっと早起きするつもりだったのに…。久々にTVKの「sakusaku」を見て、やはり黒幕さんは素晴らしいとの思いを新たにした。


まずは昨日ハネカクシを採集した地点Cへ向かい、採集の続き。しかし駐車場に置いた車に吸虫管を忘れるという痛恨のミスを犯し、効率は上がらなかった。この私の忘れっぽさは生まれ持った才能としか思えない。

場所を変え、潮が引き始めた岩礁でハネカクシ採集。岩礁わきの砂を掘り、ナギサハネカクシの一種を得た。この属としてはかなり大型なうえ、最も普通に見られる種なのだが名前がわからない。おそらく未記載種であろうと思っている。

昼を過ぎたところで川島さんから電話があり、合流。地点Dへ向かう。
ここでは懸案であったムシヒキアブをあっさりと発見。しかし押さえておきたかったゴミダマは見つからず…。砂深く潜っているのであろうか。ヒョウタンゴミムシはどれもピカピカで、新成虫が多い季節なのかもしれない。
この浜では最後に良い海藻溜まりを見つけ、存分にハネカクシを採集した。三浦半島初の種も出て、なんとか役目を果たせた気になった。帰宅後のソーティングが楽しみである。発表前なので、あまりこまごまと書けないのがつらい。


日が傾いてきたところで、この二日間にわたる半島の調査はおしまい。海ハネは夏枯れ状態で、得られたサンプルは数百頭程度ではあったが、生息が予測される種はそこそこ出そろってきた感がある。原稿の締め切りは10月中とのことなので、それまでにはもう少しデータを揃えておきたいところ。お忙しいなか、ポイントを案内して下さった川島さんには厚くお礼申しあげます!
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by isohaetori | 2011-09-14 23:55 | 昆虫採集・観察(海)

三浦半島調査(1)

最近、三浦半島の海岸性昆虫をまとめることになり、川島さん、浅野さんらと作業を進めている。私は対岸の千葉県に住んでいるためになかなか調査に行くことができなかったが、幸いにして今日から三連休である。このうち二日間をかけて半島を巡り、サンプルを集めることにした。

第一日目。
午前10時、駅で川島さんと合流、そのまま地点Aへ向かう。ここでは主に砂浜の虫を篩で採集する。なかなか良いアリモドキやエンマムシが採れた。ここにはものすごい数のハマダンゴムシが生息している由で、やはり人があまり入らない場所はそれなりに生き物が残っているようだ。しかし端境期なのか、ハチの数は少ない…。

地点Bへ移動。ここはヨシの生える泥干潟で、かなり期待して行ったのだが、目的の種はさっぱり得られなかった。探す私の目に問題があるのかもしれず、また時期を改めて来ることにする。
地点C。ここは打ち上げられた海藻が豊富で、ハネカクシもそれなりに採れた。最近日本から記録された某ハネカクシも多数得られ、貴重な記録になりそうである。ここでピンセットを失くしたこと以外は、なかなか良い採集であった。


今回、私は横須賀市内に宿を取ってあるので、思う存分夜間調査ができる。ファミレスで夕食を摂りつつ、夜が来るのを待つ。狙いはナギサスズ類とイソハサミムシである。いずれも夜行性で、昼間に発見するのは困難な種。

何回か場所を変えつつ、月明かりに煌々と照らされる岩礁をうろつき、ようやく目的の虫に出会えた。
イソハサミムシAnisolabis seirokui Nishikawa (原記載はこちら
f0205097_20304197.jpg

川島さんにアシストして頂き、なんとか写真を撮ることができた。胸の赤みが目立つ、かなり大型の種。日中は岩の隙間に潜んでおり、夜になると岩の表面を徘徊する。ハマベハサミムシA. maritimaとは明らかに生息環境を違えており、こちらは波の影響を受けるほど海寄りの岩礁を選んでいるようだった。この虫が記載されたのはわずか数年前だが、こんな生態ではなかなか人の目に触れなかったのも無理はないという気がする。

結局、この海岸では二時間近く粘っただろうか。イソハサミムシはそこそこ見られたが、ウスモンナギサスズは一個体を目撃、採集したのみ。もっとたくさんいるものと思っていたのに、残念だ。
それにしても夜の海は怖い。今回は大きな月が出ていたので幾らかマシではあったが、とても独りで行く気になどなれない…。

川島さんを駅までお送りし、横須賀のホテルに投宿したのは夜12時頃。こんなに朝から晩まで採集したのは久しぶりだ。明日も一日、海もの三昧である。
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by isohaetori | 2011-09-13 23:55 | 昆虫採集・観察(海)

ハマベコムシヒキなど

久々の採集日和だったので、ちょっと遠出をしてみた。車で二時間半ほどの某海岸。

台風後ということでウミアメンボの漂着を期待していたのだが、残念ながら影も形もなかった。青い貝やクラゲも見られず、ここはどうも風向きと波当たりがよくなかったようだ。

拾いものは早々に諦め、買ったばかりのカメラで砂浜の虫たちと対峙した。しかし慣れない機械に四苦八苦し、ひどいカットばかり量産してしまう。精進せねば…。
大好きなハマベコムシヒキStichopogon infuscatusを追い回した。
f0205097_754398.jpg


今日採った変な虫で変なものといえば、ハジラミの一種。妻が拾って来てくれた、シロチドリ(?)の新鮮な死体から得たものである。わずかに一匹だけだったが、この仲間は初めて手にするものだったので嬉しかった。属くらいまでは落としたいものだが、どうなることやら。
スイーピングで網に入るアタマアブも、なかなかに変なやつ。でかい頭全部が複眼といった異様なルックスで、♂の腹端もまたアブノーマルな形態だった。小さいながらも面白い虫だ。これからは気にして採ってみよう…。
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by isohaetori | 2011-09-05 23:55 | 昆虫採集・観察(海)

暑い砂浜

お盆の切り花商戦でめちゃくちゃに忙しくなっている今日この頃。毎日狂ったように花の水替えや補充をしているが、連日の暑さも加わってなかなかしんどい。早くこのお盆地獄が終わってほしい…(罰当たり発言)


今日は休みだったので、川島画伯と千葉の海や山を巡った。覚悟はしていたがやはり暑い。虫たちも暑そうだった。

熱くなった砂から少しでも離れようと、「高おに」状態のヤマトマダラバッタ。わずかな足場の上で、すごく頑張って背伸びをしている点に注目!(この個体は右後脚を欠損)
f0205097_22584243.jpg

カワラハンミョウも同じ状況。草の上に乗り、精一杯脚を伸ばしている。
f0205097_22585761.jpg

日陰を求め、私のスニーカーの陰に飛び込んできて休むカップル。あのー、私動けないんですけど…。
f0205097_22591273.jpg

この後も、日陰を求めるカワラハンミョウには何度も纏わりつかれた。私の足によじ登ってくる個体も現れるほど。パラソルを立てておいたら、この砂場じゅうのハンミョウを呼ぶことができそうだ。「カワラハンミョウの日陰採集法」とでも呼んでおこうか。私は採らないけど。


今日の主たる目的はニッポンハナダカバチだったが、その活動はもう完全に終盤に差し掛かっているようだった。オスは姿を消し、メスも数える程度。僅かに残った個体は散漫な感じで巣穴掘りをし、最後の子育てをしているようであった。

昔の文献が示すように、ハナダカバチは本来真夏の虫だと思う。しかし、活動時期が年々早まっているのも確かなようだ。少なくとも、7月中に活動のピークが終ってしまうなんて、数十年前には考えられなかったはずである。これを温暖化のせいと即断するわけにはいかないが、この働き者の虫に何かが起きているのは間違いのないところ。この20年くらいでもセミの活動時期や分布が変わってきているのを肌で感じるし、こういう年を追うごとの不自然な変化は気になって仕方がない。

世の生き物屋の多くも、この手の変化をあちこちで感じ取っているのではないだろうか? 
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by isohaetori | 2011-08-12 23:05 | 昆虫採集・観察(海)

キバナガミズギワゴミムシ

今日も川島さんと砂浜へ。しかし、一日中吹き荒れていた強風のために散々な目に遭った。
働き者のハナダカバチですら、風を避けて草地に隠れてしまっており、砂地で活動しているのは数えるほどしかいなかった。その数個体も強い風に常に翻弄され、飛ぶのがやっとという有様なので、まともな撮影など望むべくもなかった。
何より困ったのは、猛烈な飛砂でカメラの中までジャリジャリになってしまうことである。可動部すべてが砂を噛んでしまった時点で心が折れ、砂浜での撮影は早々に諦めざるを得なかった。

砂浜での作業は午前中で切り上げ、とある河口の砂州へ移動してみた。ここではBryothinusa sp.の他、キバナガミズギワゴミムシArmatocillenus yokohamaeが多数見られる。動作は非常に素早く、人の気配にも敏感に反応する。
f0205097_22103917.jpg

その後、良さそうな環境を探して転々としたものの、これといった収穫は得られなかった。お天気には逆らえないとはいえ、ここまでひどい目に遭ったのは久しぶりであった。まあ、こういうこともある。次回に期待!
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by isohaetori | 2011-07-04 22:22 | 昆虫採集・観察(海)