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昆虫、特に甲虫を中心とした生き物ブログ。ビーチコーミングやガラスびん収集についても書いています。


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<   2011年 05月 ( 5 )   > この月の画像一覧

生ける宝石(イラガセイボウ)

待ちに待ったイラガセイボウが、ここ数日で続々と羽化し始めた。今朝も繭に穴を開けて出ようとしている子を発見。出勤直前だったので大慌てでカメラを引っ張り出し、朝食そっちのけで写真を撮った。
外の様子をじっと窺っている。
f0205097_22584962.jpg


これは数日前に脱出していた個体。はちみつをあげたら喜んでなめた。
f0205097_225961.jpg

この個体の体長は13ミリほどあり、ナミハセイボウに目が慣れた身にはものすごく大きく感じる。そして何よりもその美しさ! もう溜息しか出ない…。
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by isohaetori | 2011-05-29 23:09 | 飼育 | Comments(4)

歴史ある箱

先日、川島画伯から頂いたインロー箱。ずいぶん時代を感じる雰囲気だが、それもそのはず、かの佐藤正孝先生が昔使われていたものだという。何十年前のものなのだろうか…。
f0205097_1642284.jpg

『愛媛大學農學部 昆虫學研究室』『屋久島の甲虫』などの文字が見える。また、箱のひとつには、『Exam. by Dr. Machatschke』というシールが貼られている。
f0205097_1643587.jpg

J. W. Machatschke氏はコガネムシ類の研究で有名だった方(→こんな人)。氏が同定ラベルを付けた標本が、これに入っていたのであろう。それにしても歴史ある箱である。

この箱に関わった先生方に少しでもあやかれるよう、大事に使おう。
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by isohaetori | 2011-05-17 16:08 | 道具・工作 | Comments(6)

金の背文字

先日の観察ではコナラの葉ばかりを眺めていたのだが、帰り際にサクラ(ソメイヨシノ)もそれとなくチェックした。といっても何か目的があるわけではなく、葉裏で雨やどりをしている様々な虫をただ眺めていたのである。

そんな中、葉裏に見つけたジンガサハムシの一種は見慣れぬ雰囲気のやつだった。背面の一部が鮮やかな金色に輝き、特に鞘翅の盛り上がったあたりは光る「X」の文字を背負っているように見える。この仲間の常として、鞘翅と前胸背板の外縁は透明で、下の脚が透けて見えている。なんという美しいハムシだろう…としばし見とれた。当然写真も撮ったが、私の腕ではこの光輝を表現できない。悔しい。
f0205097_2258465.jpg

乏しい知識を総動員した結果、これは岩田久二雄先生が『自然観察者の手記』で紹介していた、セモンジンガサハムシではないだろうか、ということに思い至った。あの記事は私のお気に入りで、何度も読み返していたので記憶に残っていたのである。確か『セモンジンガサハムシの金の背文字』というタイトルで、飼育した時の様子が事細かに記録され、かなり珍しい種であるとも書かれていたはずだ。そして、珍しい割には飼育が簡単で、よく殖えるということも。

その気になって探すと、この虫は次々に見つかりだした。ここではそれほど少ないというわけではないようだ。せっかくなので私もこの可愛らしい虫を飼いたいと思い、5匹ほどをびんに収め、桜の枝とともに持ち帰った。

帰宅後、大きめのガラスびんの中に桜の枝葉を入れ、この美しい虫を放った。♀が数匹入っていたようで、すぐに産卵を始めた。卵は薄茶色の柔らかい膜で保護され、糞でカモフラージュされている。
f0205097_21371483.jpg

岩田先生によると、卵期は一週間以上とのことで、イガイガの幼虫が孵化するのはしばらく先になりそうだ。
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by isohaetori | 2011-05-14 21:39 | 飼育 | Comments(10)

疑問氷解(ハムシドロバチの獲物)

~前回までのあらすじ~
先日のハチ見で、ハムシドロバチが盛んに狩ってくる幼虫の正体を知りたくなったいそはえとり。ノミゾウムシの幼虫らしいという予測は立ったが、果たしてその正体は? あの幼虫は普段どこにいて、何の葉を食べているのか? 果たして一種類だけなのか? 



ゾウムシのことはゾウムシ屋に訊け、というわけで、昆研の同期生でゾウムシ研究者、特にチビゾウムシ類の世界的権威(笑)であるJK君に問い合わせてみた。すると、カシワノミゾウムシあたりが怪しいのではないかという返事。併せてこの類のことを調べた論文も送ってくれた。確かに周辺にはクヌギやコナラがたくさん植えられていて、個体数の多さからいっても餌資源として適当そうである。特徴的な食痕も教えてもらったので、早速確かめに行くことにした。


今日は生憎の空模様で、細かい雨が朝から降り続いていた。しかしテキは成長の早いリーフマイナーであるから、うかうかしていると幼虫の姿が見られなくなってしまうかもしれない。悪天候を押して出かけることにする。

コナラの木を見ると、あるある、葉先が半分枯れたような食痕。
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もう、食い荒らされていると言ってもいい。
コナラほどではないが、クヌギにも食痕があった。
f0205097_2058418.jpg

幼虫は薄い葉っぱの内側を食べ進み、丸い蛹室を作ってその中で蛹になる。葉を透かして見ると、その様子がよくわかる。蛹の影が見えますネ。
f0205097_20585893.jpg


時期が遅かったのか、見つかるのは蛹ばかりだった。それでも食の進んでいない葉っぱを選んで破ってみると、出ました! 前回、ハムシドロバチがたくさん狩っていたあの幼虫! へんな顔つき(笑)なので見間違えようがない。
f0205097_20592165.jpg

これはカシワノミゾウか、その近縁種とみて問題ないだろう。晴れた日だったらコナラの木の前でじっと待ち、ハムシドロバチが狩りをするのを見ることができるのかもしれないが、この天気では期待できない。自宅で羽化させるべく、食痕のある葉をチャック袋に入れて持ち帰ることにした。念のため、クヌギとコナラの葉を分けておく。
気になるのはケヤキの潜葉虫だが、だいぶ時期が遅かったのか、見つかるのは脱出痕のある葉や蛹ばかりだった。しかも手の届く範囲には枝がほとんどない…。というわけで、ケヤキにつくアカアシノミゾウ幼虫のサンプリングは断念した。


帰宅すると、JK君からノミゾウ幼虫の顔写真が届いていた。アカアシとカシワの2種。大学構内で採集したものを撮影してくれたそうだ。多謝多謝! 持つべきものはゾウムシ屋の友人である。本人の許可を得てここに掲載!

アカアシノミゾウ(ventral)
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アカアシノミゾウ(dorsal)
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カシワノミゾウ(ventral)
f0205097_2102760.jpg

カシワノミゾウ(dorsal)
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これを見る限り、アカアシの方がずいぶん体が小さく、着色部の色が濃いようである。
それを踏まえ、先日採集した(ハチから奪った)21頭の幼虫を検してみたところ、1頭だけアカアシの幼虫が入っていた。この時期、この地点のハムシドロバチの大部分が、ブナ科の葉から引き出したカシワノミゾウの幼虫を利用しているのは間違いないようだ。ただ、時期によって手に入りやすい獲物の種類は変わるだろうから、そのへんはうまく狩りの場所を変えるなどして対応するのだろう。ともあれ疑問が解決してすっきりした。色々と資料を贈ってくれたJK君には感謝である。

来年はもう少し早く来て、ハチがこの幼虫を狩るシーンを撮影してみたい。
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by isohaetori | 2011-05-12 21:17 | 昆虫採集・観察(陸) | Comments(2)

神奈川県の海岸浸食対策計画

先月のこと、倉持さんから恐ろしいニュースをお知らせいただいた。

相模湾岸:美しいなぎさを次世代に 県が「海岸浸食対策計画」 /神奈川

浸食が進み、痩せていく砂浜を取り戻そう…という県の計画なのだが、その工法を知って慄然とした。
簡単に言えば、養浜と称し、よそから(川の上流域などから)土砂を持ってきて、痩せゆく砂浜に『盛って』いこうという計画である。また、『サンドリサイクル』という手法については、潮流や飛砂などの関係で砂が多く堆積しているエリアから砂を取り、浸食が進んでいるエリアに持ってくるという、既存の生態系をまるっきり無視した土木工事である。詳しくは以下に:

相模湾沿岸海岸侵食対策計画(素案)に関する意見の募集について

そもそも砂浜の浸食は、砂防ダムや河川の護岸工事などにより、山からの砂の供給がなくなっているからこそ起きている問題である。砂浜に盛り土をしたところで根本的な解決になるわけがなく、それは単なる一時しのぎでしかない。結局、減り続ける砂浜を維持するためには定期的に土砂を投入し続けなければならず、それにかかる税金は莫大なものになるだろう(定期的に仕事が発生するので、土建屋さんは儲かる…というのが、この計画のミソなのだろうが)。何よりも最大の問題は、この工事により、既存の砂浜の生態系が壊滅的な打撃を被るのは明白だという点である。

砂浜にいかに多くの生物が存在するか、それが実に微妙なバランスの上に成り立っているかは、海ものをやっている人なら誰しもが知っていることだろう。まっとうな砂浜に触れたことがある人ならば、こんな暴挙を思いつくはずがない。
『景観や文化・観光などの面で砂浜の果たす役割も強調』とあるが、確かに遠目には砂浜然としたものが出来上がるだろう。しかし、その実態は単なる巨大な砂場でしかないはずだ。一見もっともらしい言葉で飾り立てているが、これは結局のところ、とんでもなく巨大な、愚かな破壊行為でしかないように思える。
生き物が消えた砂浜に、何の価値があるというのだろう?


客土によって作られている(もしくは、維持されている)海岸は結構あって、私も今までに何箇所か訪れて実際に見ている。それは生き物の気配の薄い、びっくりするくらい貧弱な環境だ。それは『ただ砂浜っぽい風景』というだけであって、喜ぶのは海水浴客だけである。あんな『死んだ』海岸が神奈川の海にこれから続々と出来てしまうのかと思うと恐ろしい。


この計画については2月にパブコメ募集があったのだが、私は迂闊なことにまったく気がつかなかった。こんな恐ろしい計画が動き出しているなら、批判的なコメントを送っておいたものを…。返す返すも悔やまれる。なんとかならないものだろうか…。


かなり遅くなってしまったけど、このとんでもない計画、できるだけ多くの人に知ってもらいたいです! 上記の県URLなどを、興味を持ってくれそうな人に、ぜひ伝えてください!

以上、お知らせでした。
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by isohaetori | 2011-05-05 20:12 | Comments(4)