昆虫、特に甲虫を中心とした生き物ブログ。ビーチコーミングやガラスびん収集についても書いています。


by isohaetori

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

以前の記事

2017年 02月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 09月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 03月
more...

最新のトラックバック

twitter

www.flickr.com
isohaetori's items Go to isohaetori's photostream

リンク

カテゴリ

昆虫採集・観察(海)
昆虫採集・観察(陸)
クモ・多足類
その他の生き物
飼育
ビーチコーミング
標本
本・論文
WEB
道具・工作
日常
昆虫以外の趣味
雑話

タグ

(108)
(106)
(64)
(58)
(32)
(19)
(18)
(17)
(15)
(14)
(13)
(13)
(13)
(13)
(11)
(11)
(9)
(9)
(9)
(9)
(8)
(7)
(6)
(5)
(5)
(3)
(3)
(3)
(2)
(2)

検索

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

自然・生物
カメラ

画像一覧

<   2012年 07月 ( 5 )   > この月の画像一覧

テングイラガ

今日は三浦半島へ某虫を探しに行ったのだが、見事なまでに空振り。当てにしていた実績あるポイントも駄目だった。以前採集したことのあるあの微環境は、本来の生息場所ではないような気がする。もう少し場所を変えて再挑戦しなければ。
それにしても夏の海での穴掘りは結構しんどい。今日一日で3リットル以上水分を摂ったが、すべて汗になって出てしまう感じだった。

せっかく三浦まで行ったので、「第二報」用の採集もおこなった。貝殻も少し拾った。タカラガイが豊富に打ち上がる場所を見つけたので、冬に再訪したい。


昨日職場で見つけたテングイラガ(らしき)幼虫。現在二匹をサクラの葉で飼育している。
f0205097_011559.jpg


何度もこのブログに書いている通り、私は毛虫が苦手である。しかし最近はそれも克服してきて、特にイラガ科の幼虫は可愛いとさえ思うようになっている。もちろん最初は嫌いだったのだが、これは樹上性のウミウシだと思うようにしたら大丈夫になった。ものは考えようである。

今日見たら、二匹のうち一匹は繭を紡いでいた。早っ。
f0205097_01335.jpg


直径7ミリと、結構小さな繭である。あっという間に蛹化してしまったが、もっとウミウシの飼育を楽しみたかったので少し残念な気分。
[PR]
by isohaetori | 2012-07-24 23:55 | 昆虫採集・観察(海)

凄すぎる図鑑

f0205097_21174351.jpg話題の図鑑「日本のトンボ」を、著者の川島さんに一冊頂いてしまった。私は直接協力したわけでもないので、かなり申し訳ない感じ…。ありがとうございます。

現物を見た人は一目でわかると思うが、中身の充実ぶりは恐ろしいほど。ここまでやるか!?と思えるくらい、もの凄い気合いの入れようである。この本を作るのに費やされたであろう途方もない労力。それを思うと気が遠くなりそうだ。この内容で5500円(税抜)は安すぎる…(この本を見た人は異口同音にそう言うらしい)。
とにかくすごい図鑑なので、すべての生き物屋におすすめしたいと思う。


今日の出来事:
1. 久々にハチに刺された。花に水をやっているとき、如雨露の取っ手と一緒にハチも掴んでしまったらしい。私がハチに刺される時はこのパターンが多い。しかし小型のハナバチだったのであまりダメージはなかった。

2. 職場のサクラの木で、テングイラガの幼虫を見つけた。グミっぽくて可愛い。しかし触ると痛い目に遭う、凶悪なグミ。

3. 自転車を買った。折り畳み式で、派手な黄色のやつ。知り合い価格でかなり安くしてくれたのでありがたかった。


明日は三浦半島へ。海ハネの調査だが、この時期はどこに行っても駐車料金を取られるので痛い(しかも高い)。みんな海水浴なんてやらなきゃいいのに…。
[PR]
by isohaetori | 2012-07-23 21:31 | 本・論文

蜂の暮らし断片

昨日は川島さんと房総の蜂を見て回った。いつもの海岸と、いつものお寺。今日はそのお寺の境内で観察した事をいくつか、備忘録としてここに書き留めておきたい。

現場についたのはお昼すぎで、すでに日差しが強く照りつけてじりじりと暑い。境内の堅い地面にはナミツチスガリの開けた竪坑が無数にある。しゃがんで地表を眺めていると、時々コハナバチの類を狩って戻る姿が見られる。
少し見えにくいが、体の下にコハナバチを抱いている。獲物の触角を大顎で噛んで保持するのが、彼らの流儀のようだ。
ナミツチスガリ1

巣穴に戻ってくる。しかしハナダカバチのような敏速さはない。巣穴の入り口を忘れてしまうのか、もたもたと同じ場所を飛び巡ったり、他の穴と間違えたり、いかにも鈍くさい感じである。着地もどこか不器用で、そこがかえって愛らしいと思う。
ナミツチスガリ2

このコロニーには彼らの敵が何種類かいて、ひとつは寄生バエ、もうひとつはルイスヒトホシアリバチである。これは日陰で休んでいるオス。
ヒトホシアリバチ2

このアリバチは暑いうちは飛ばず、陽が翳ったときや夕方の涼しい時になると姿を現し、活発に活動を始める。メスはひたすら歩き、オスは地表すれすれを飛び回りながらメスを探す。数十匹のオス蜂がふわふわと地表を飛び交う様は壮観だ。
メスはツチスガリの穴を覗きこんでは侵入を試みる。もちろん産卵が目的なのだろうが、残念ながらこの日は寄生を成功させる現場をおさえることはできなかった。これは穴に入ろうとするところ。
ヒトホシアリバチ1

一方、オスはメスを探しまわるのが仕事である。匂いでその存在を感知するのだろう、近くにメスがいると分かると飛ぶのをやめ、今度は早足で歩きながらメスを追いかける。オスがわらわらとかたまっている周辺をよく探すとたいていメスがいる。オスは匂いには敏感だが、あまり目はよくないらしい。目の前をメスが歩いているのに、それに気がつかず擦れ違ってしまうことがしばしばある。
ツチスガリの巣穴に侵入しようとするメスに、
ヒトホシアリバチ4

オスが迫る。しかしハナダカバチもそうだったが、メスは後脚を上げ、体を丸め、これを拒否する。
ヒトホシアリバチ3

彼らがどういうタイミングで交尾をするのかが気になるところ。おそらく羽化したての処女蜂をオスが抱えてさらっていくのだろうが、そうした場面にはまだ出会っていない。


この日嬉しかった蜂のひとつがこちら。ホソツヤアリバチ。
ホソツヤアリバチ

境内にはトウキョウヒメハンミョウとコハンミョウがおり、それらの幼虫に寄生していると思われる。岩田先生は、「虎穴に入る二種のツヤアリバチ」と題して、その狩りの仕方を詳しく述べておられるが、その観察眼の鋭さには心底恐れ入る。私もかけらくらいでいいから、その眼力を分けてもらいたいものだ。

以上、備忘録終わり。
[PR]
by isohaetori | 2012-07-20 22:41 | 昆虫採集・観察(陸)

両口式目薬いろいろ

このところまったく野外に出られないので、過去に撮りためた写真でも…。


このブログに頻繁に登場する両口式目薬びん。びんを集め始める前までは、こんな妙な製品があるなんて考えもしなかった。しかしその気になって探し始めると、けっこう目にとまりだすから不思議なものだ。古道具屋の片隅、骨董露天商のがらくた箱の中、海岸の波打ち際など…。製造が終わってから50年以上経つが、それなりに残っているのである。
この両口式目薬、昭和初期から30年以上にわたって様々なメーカーが作り続けていたので、形のバリエーションがかなりある。この多様性は虫屋の趣味にピッタリ来る気がする。「サイズと大まかな形は一定しているが、細部の違いを見ていくと多数の種に分けられる」ようなものに、虫屋は弱い。集めて並べたくなるのだ。

しかし、見つかるのはたいていロート製薬や参天堂のもの、あるいは無銘のびんばかりで、マイナーブランドはあまり残っていない。もともと数が作られなかったのだろう。日本語で陽刻されたものはさらに少なく、見つけるとかなり嬉しい。例えば以下のようなものである。

アール目薬。「びんだま飛ばそ」にも図示されているもので、先日の骨董市で妻が見つけてきた。長さ85ミリ。
f0205097_2313668.jpg


全快目薬。そのまんまな名前。長さ83ミリ。
f0205097_23161429.jpg


番外。全快目薬には、一口タイプも存在した。これは長さ74ミリ。
f0205097_23163633.jpg


「点眼水」(実際は旧字体)と陽刻された、緑色のびん。これはかなり嬉しかった。残念ながら小さな欠けがある。長さ73ミリ。
f0205097_23133333.jpg


裏には「盛」の文字が。超クール!!
f0205097_23134894.jpg

このびんは都内のお店で見つけたもので、とあるコレクターの方が手放した品とのこと(もしかしたらこのブログを読んでいたりして)。「あ、俺が売ったやつだ!」と思ったあなた、このびんはいそはえとりが大切に保管いたしております。

ゑびす目薬。これは骨董市やオークションでよく見かける。長さ70ミリと、やや小ぶり。
f0205097_23144047.jpg


日本語エンボスではないが、ニッセイ目薬。ゆらゆらとろとろのガラスが素敵。しかも濃いブルー。
f0205097_2314587.jpg


びんの裏側に変わった模様のエンボスがある。日本製薬工業株式会社製。この会社は日本橋室町にあったとのこと。
f0205097_23151379.jpg



以上、コレクションから適当に抜き出して紹介した。まだ見ぬびんが、世の中にはたくさんあるはず。びんコレクションの道のりは長い…。
[PR]
by isohaetori | 2012-07-16 23:25 | 昆虫以外の趣味

ハナダカバチの飛翔など

先日撮った写真を見ていて気がついたのだが、ニッポンハナダカバチが大きく旋回しながら飛行する時、体は傾けつつも、頭部だけは水平を保っているらしい。ひどいピンボケ写真だが、証拠としてあげておくことにする。(2012年6月26日撮影)
f0205097_20581912.jpg

うろ覚えだが、確かトンボも頭を傾けることなく旋回するのではなかったかな? もしかしたらハチもそうなのだろうか。しかしテキは素早く、どんなに目を凝らして見たところで頭の角度なんて見えはしないので、ひたすら飛翔写真を撮りまくって確かめるしかない。


最近の出来事をメモ。
細将貴「右利きのヘビ仮説―追うヘビ、逃げるカタツムリの右と左の共進化」を読んだ。期待をぶっちぎりで上回る面白さだった。自然誌系の本で、こんなにわくわくしながら読んだのは久しぶり。生き物の研究の魅力を余すことなく伝えてくれる本である。この本が若者に与える影響はすごく大きいのではないだろうか。自然科学に興味を持ちだした学生あたりが読んだら、人生変わっちゃうかもしれない。

・今まで見ないふりをしてきたフトタマムシSternoceraのコレクションを、ついに始めてしまった。日本ではルリタマムシ類の人気が高いようだが、私はこういう重厚で地味めなものの方が好みだ。何よりころころとした丸っこい体型は可愛らしいし、以前から乾燥地帯の甲虫に興味があったからという理由もある。そこそこ安いというのもありがたい。ただし、珍品揃いな上に分かりにくいJulodisにはまだ手を出していない(高いし)。

・丸山さんに教えていただいた採集法を実践すべく、100均で水切りカゴのセットを買い込んできた。あとはでかいスコップだ。あの虫にはだいぶ苦労しているが、これで効率が上がるに違いない。

・数日前、大きな満月を眺めながら帰っていたら、月のど真ん中を飛行機が横切るのを目撃した。機体のシルエットがくっきりと浮かび上がり、まるで一幅の絵のような美しさだった。流れ星以上に感動する一瞬、いつか写真に撮りたい。
[PR]
by isohaetori | 2012-07-06 21:09 | 昆虫採集・観察(海)