昆虫、特に甲虫を中心とした生き物ブログ。ビーチコーミングやガラスびん収集についても書いています。


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ハムシドロバチの土採り

近場の林へ「ハチ見」に行ってきた。いつもの茅葺屋根の周辺は、ハムシドロバチの一種とナミハセイボウが蚊柱のごとく飛び交っていた。今年は少し遅れ気味かと思っていたが、ようやく季節が追いついてきたようだ。

今日はほとんど網を振らず、観察と撮影に終始した。
林縁には掘り起こされた木の根っこがあり、ハムシドロバチの一種が巣材の土を取るために集まっていた。
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口から少し水を吐き戻し、柔らかくした土を大顎でこねる。
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前脚も器用に使って土を丸め、玉にする。
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泥玉を大顎でくわえ、飛び立つ。
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前脚は使わず、大顎だけで玉を保持するようだ。この運搬方法は後の狩りの際も同じで、獲物であるノミゾウムシの幼虫を運ぶ時も同じ姿勢をとる。

小さくてふわふわ飛び回る蜂を撮るのは、なかなかしんどい。
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by isohaetori | 2012-05-01 22:33 | 昆虫採集・観察(陸) | Comments(0)

再起動

悲しいことがあって、少し前からあらゆることにやる気をなくしていた。かつてこれほど自分が嫌になったことは、ちょっと思い出せない。

しかし、当然のことではあるが、私が自己嫌悪の情で腐っているときも、大好きな虫や鳥や草木はいつもと変わりなく、それぞれが定められた営みを続けていた。ダークサイドに落ち込んだこちらの精神とは、まったく無関係に動き続ける小さきものたち。それらを眺め、季節の移ろいを感じることは、私にとって大きな慰めとなった。身近にあり、かつ不変の存在を目にすることで、己の小ささを自覚させられるというか、それらの超然とした姿の中に救いを見出だせるような気がしたのである。こちらの情すら通じぬ小さきものに救済を求めるというのもおかしな話だが。

だいぶこのブログに穴をあけてしまったが、ちょっぴり元気を取り戻したので、そろそろいつも通りの活動を再開しようかと思う。

最近、私を癒してくれたものども:
ハナニラの花に隠れた、ギスの幼虫。
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アミガサタケの仲間。
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カシワノミゾウの夫婦。
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休息するクマバチ。
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不特定多数の目に触れる場所でこういう感傷的なことを書くのは本意ではないが、それもまた自分の重要な一面なのだということに思い至ったので、敢えて書き記しておくことにした。

次回からはいつもの能天気なブログに戻ります。
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by isohaetori | 2012-04-24 23:56 | 昆虫採集・観察(陸) | Comments(8)

もふもふ感

ヒメハナバチの一種(?)が巣作りをしていた。昨日歩いた雑木林にて。
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もふもふで黒目がちで(当たり前だ)、実に可愛らしいハチである。

ところで、この手の毛玉系のハチがもっと大きかったらなあ…と、私は常々思っている。
例えばこれが猫くらいのサイズだったら、その手触りを思う存分楽しめるのではなかろうか。特にマルハナバチの類は触り心地がよく、体温も高いので、もふもふしたら幸せになれそうだ。彼らにはぜひ大きくなってもらいたい。

…が、そんなサイズのハチに刺されたら、千枚通しくらいの毒針を打ち込まれることになるわけで、こちらが即死する可能性がある、という問題は残されている。どうにかならないだろうか。
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by isohaetori | 2012-03-28 21:32 | 昆虫採集・観察(陸) | Comments(2)

ルイスヒトホシアリバチ

昨日は恒例の「ハチ観察ツアー」だったのだが、ほぼ空振りに近い状態で終わってしまった。7月下旬とは思えないような涼しさが一日中続き、まったく陽も射さなかったことが影響したようだ。先日、お寺の境内をうじゃうじゃ飛んでいたルイスヒトホシアリバチですら、その姿をほとんど見ることができなかった。ナミツチスガリは皆巣穴に引っ込んで、顔だけ覗かせていた。
ただ、単に気温のためとも思えない例もあり、例えば海岸のハナダカバチは、どうもピークを過ぎているのではないかと思わせる低調ぶりだった。このままシーズンが終わってしまうとしたらかなり痛い…。

というわけで、今回はろくに写真も撮れずに終わった。ネタが少ないので、昨日撮った写真はこれから数日に分けて小出ししていこう…。
とあるお寺で見たルイスヒトホシアリバチSmicromyrme lewisi。ナミツチスガリに寄生する。
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アリバチ類については、最近色々と面白い知見が得られているので、そのうちに川島さんと共著でやらせてもらえることになった。例によって私は名ばかりの共著者であるが…。
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by isohaetori | 2011-07-24 19:08 | 昆虫採集・観察(陸) | Comments(7)

蜂の楽園

f0205097_9341928.jpg午前中は干潟でびん拾いをしたのだが、期待したほどの成果は得られなかった。漂着物自体が減っていたし、びん拾いは時の運としか言いようがない。干潟は午前中で切り上げ、maroneさんでお昼ごはんを食べた。


いつもの砂浜に行くかどうか迷ったが、今回は房総の山奥にある某お寺にまで足を伸ばした。
その判断は正しかったようで、ツチスガリが至る所で巣穴を掘っており感激した。こんな大規模な生息地を見たのは初めてだ。驚いたのはルイスヒトホシアリバチの数で、無数と言って良いほどの♂が地表を飛び交っていた。♀も多く、ツチスガリの巣穴に入っていく姿も見られた。少数だが、ハラアカマルセイボウ、ムネアカアリバチ、ヤマトアリバチモドキなども採集することができた。

そしてなんと、このお寺にはニッポンハナダカバチまで生き残っていた! 数は非常に少なかったが、こんな山奥で細々と命を繋いでいたのであった。ベッコウバチの類も豊富なようで、ここはハチの楽園のように思えた。
お寺の人も親切に色々と教えてくれ、「またいつでも来てくださいね」と言ってくれた。ここにはしばらく通うことになりそうだ。
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by isohaetori | 2011-07-15 23:55 | 昆虫採集・観察(陸) | Comments(0)

今日のハナダカバチさん

今日は久々の海。毎年恒例の砂蜂観察をすべく、川島さんと千葉県某所へ行ってきた。

ポイントは砂浜の一角にあるごく狭い裸地で、どういうわけかこのエリアに限ってニッポンハナダカバチが営巣している。何キロにもわたって砂浜が続いている中で、こんな狭い場所にのみ執着し続けているのは不思議である。面積としてはテニスコート二面分あるかどうかといったところ。正確にカウントしたわけではないが、おそらく100頭以下の小さな個体群と思われる。

営巣活動はまだピークに達していないようで、散漫に試し掘りを繰り返すメスや、メスにしつこくアタックを繰り返すオスの姿が多く見られた。これは坑道を掘るメス。
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作業が進んで給餌を始めている個体を見ていると、その獲物はミズアブが多いようだった。大きな獲物を抱えてもなお軽快に飛ぶ姿は、いつ見ても感心してしまう。


一方、オスは地表を電光の如く飛び回り、メスへのアタックや他のオス個体への攻撃を繰り返している。日中は片時も休まず飛び回っているので、とても私のカメラでは捉えきれない。メスよりも淡い色で、とても美しい姿のハチなのだが…。
しかし、夕刻になるとさすがにそのテンションも落ちて来て、地表で身づくろいなどをするようになる。
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ところで、巣穴の周辺には必ずといってよいほど寄生バエの姿が見られる。メスが巣穴を少し留守にしたり、坑道の奥に引っ込んだりして姿が見えないと、この空き巣の虫は大胆に侵入を繰り返す。おそらく坑道内部に自身の仔をばら撒いてくるのであろう。よく見ると、この寄生バエにも数種類いるようだ。当然、私に種名など分かるはずもないが…。
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今日出会ったその他の虫については、後日紹介する予定。
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by isohaetori | 2011-06-28 23:55 | 昆虫採集・観察(海) | Comments(0)

イラガセイボウのお尻

そろそろイラガセイボウの羽化ラッシュも終息したもよう。飼育箱の中には、ギザギザの脱出孔が開いた繭だけが残されている。

今年はかなりの数の繭を確保していたこともあり、脱出の際の穴開け作業を早い段階から眺める機会にも恵まれた。あの硬い繭に穴を穿つのは大変そう…と当初は思っていたのだが、存外短時間のうちに穴を開け終わってしまう。
この写真は、穴を開け始めて数十分経過したところ。
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ところで、セイボウ類は腹端の形状が同定のキーになる(イラガセイボウなどはそれを見るまでもないのだが)。今日は休みだったので、久々にカメラを出し、マウントしたイラガセイボウのお尻を撮ってみた。
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美尻である(笑)。

「イラガイツツバセイボウ」の別名通り、本種には5つの歯状突起が見られる。その他のセイボウのお尻写真は、またいずれ…。
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by isohaetori | 2011-06-22 20:22 | 飼育 | Comments(2)

生ける宝石(イラガセイボウ)

待ちに待ったイラガセイボウが、ここ数日で続々と羽化し始めた。今朝も繭に穴を開けて出ようとしている子を発見。出勤直前だったので大慌てでカメラを引っ張り出し、朝食そっちのけで写真を撮った。
外の様子をじっと窺っている。
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これは数日前に脱出していた個体。はちみつをあげたら喜んでなめた。
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この個体の体長は13ミリほどあり、ナミハセイボウに目が慣れた身にはものすごく大きく感じる。そして何よりもその美しさ! もう溜息しか出ない…。
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by isohaetori | 2011-05-29 23:09 | 飼育 | Comments(4)

疑問氷解(ハムシドロバチの獲物)

~前回までのあらすじ~
先日のハチ見で、ハムシドロバチが盛んに狩ってくる幼虫の正体を知りたくなったいそはえとり。ノミゾウムシの幼虫らしいという予測は立ったが、果たしてその正体は? あの幼虫は普段どこにいて、何の葉を食べているのか? 果たして一種類だけなのか? 



ゾウムシのことはゾウムシ屋に訊け、というわけで、昆研の同期生でゾウムシ研究者、特にチビゾウムシ類の世界的権威(笑)であるJK君に問い合わせてみた。すると、カシワノミゾウムシあたりが怪しいのではないかという返事。併せてこの類のことを調べた論文も送ってくれた。確かに周辺にはクヌギやコナラがたくさん植えられていて、個体数の多さからいっても餌資源として適当そうである。特徴的な食痕も教えてもらったので、早速確かめに行くことにした。


今日は生憎の空模様で、細かい雨が朝から降り続いていた。しかしテキは成長の早いリーフマイナーであるから、うかうかしていると幼虫の姿が見られなくなってしまうかもしれない。悪天候を押して出かけることにする。

コナラの木を見ると、あるある、葉先が半分枯れたような食痕。
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もう、食い荒らされていると言ってもいい。
コナラほどではないが、クヌギにも食痕があった。
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幼虫は薄い葉っぱの内側を食べ進み、丸い蛹室を作ってその中で蛹になる。葉を透かして見ると、その様子がよくわかる。蛹の影が見えますネ。
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時期が遅かったのか、見つかるのは蛹ばかりだった。それでも食の進んでいない葉っぱを選んで破ってみると、出ました! 前回、ハムシドロバチがたくさん狩っていたあの幼虫! へんな顔つき(笑)なので見間違えようがない。
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これはカシワノミゾウか、その近縁種とみて問題ないだろう。晴れた日だったらコナラの木の前でじっと待ち、ハムシドロバチが狩りをするのを見ることができるのかもしれないが、この天気では期待できない。自宅で羽化させるべく、食痕のある葉をチャック袋に入れて持ち帰ることにした。念のため、クヌギとコナラの葉を分けておく。
気になるのはケヤキの潜葉虫だが、だいぶ時期が遅かったのか、見つかるのは脱出痕のある葉や蛹ばかりだった。しかも手の届く範囲には枝がほとんどない…。というわけで、ケヤキにつくアカアシノミゾウ幼虫のサンプリングは断念した。


帰宅すると、JK君からノミゾウ幼虫の顔写真が届いていた。アカアシとカシワの2種。大学構内で採集したものを撮影してくれたそうだ。多謝多謝! 持つべきものはゾウムシ屋の友人である。本人の許可を得てここに掲載!

アカアシノミゾウ(ventral)
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アカアシノミゾウ(dorsal)
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カシワノミゾウ(ventral)
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カシワノミゾウ(dorsal)
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これを見る限り、アカアシの方がずいぶん体が小さく、着色部の色が濃いようである。
それを踏まえ、先日採集した(ハチから奪った)21頭の幼虫を検してみたところ、1頭だけアカアシの幼虫が入っていた。この時期、この地点のハムシドロバチの大部分が、ブナ科の葉から引き出したカシワノミゾウの幼虫を利用しているのは間違いないようだ。ただ、時期によって手に入りやすい獲物の種類は変わるだろうから、そのへんはうまく狩りの場所を変えるなどして対応するのだろう。ともあれ疑問が解決してすっきりした。色々と資料を贈ってくれたJK君には感謝である。

来年はもう少し早く来て、ハチがこの幼虫を狩るシーンを撮影してみたい。
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by isohaetori | 2011-05-12 21:17 | 昆虫採集・観察(陸) | Comments(2)

セイボウ祭り2011

川島さんと『ハチ見』に行ってきた。目的はハムシドロバチとセイボウの群飛を見ること。一昨日下見を済ませ、発生状況はわかっていたので安心してご案内できる。

少し風が強かったが、茅葺屋根の軒先をハチが蚊柱のように群れ飛ぶという、期待通りの光景を見ることができた。こんな良い環境は今どきなかなか残っていないはずだ。ドロバチとセイボウの未来に栄えあれ!

軒先で群れ飛ぶサイジョウハムシドロバチ。きらきら光るナミハセイボウも混ざる。実際はものすごく壮観なのだが、写真では表現できないのがつらい。
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交尾するペア。
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綺麗なナミハセイボウ。
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薄暗がりで身づくろい。(これはやや暗色の個体)
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ほぼすべてがナミハセイボウだったが、ツマムラサキセイボウも一匹だけ得た。嬉しい。


茅葺屋根をしばらく眺めていると、ハムシドロバチがしばしば獲物を抱えて帰ってくるのに気がついた。白っぽい無脚の幼虫である。何だか分からないが、リーフマイナーであることは間違いない。
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今日はこの幼虫の正体を確かめたいと思った。

「見せて下さい」と下手に出てもダメだったので、母蜂から力ずくで奪うことにする。すなわち、幼虫を抱えて戻ってきたところをすかさず網で捕え、びっくりして獲物を離したところを強奪するのである。


もう、追剥そのものである。


なんという非道な行いか、という誹りは免れないと思う。

でも、母蜂の命までは取っていないので勘弁してほしい。

「ごめんね」と言いつつ、この追剥行為を20回ほど繰り返し、獲物をチェックした。これはもう末代まで祟られること間違いなしだね。
獲物はこんな連中である。見たところほとんどが同一種で、どこか決まった場所で狩ってくるのであろうと思われた。
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帰宅後に調べると、サイジョウハムシドロバチの獲物はノミゾウムシ類の幼虫であることが多いという。なるほど。
次の課題としては、この幼虫を野外で見つけ出し、どんな成虫になるのかを確かめることである。これだけたくさんのハムシドロバチが利用しているのだから、相当数のいる普通種であることは間違いなかろう。

次の休みにはなんとか決着をつけたい。
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by isohaetori | 2011-04-28 21:01 | 昆虫採集・観察(陸) | Comments(2)