昆虫、特に甲虫を中心とした生き物ブログ。ビーチコーミングやガラスびん収集についても書いています。
by isohaetori
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写真や文章の無断転載は禁止します。
Copyright © 2009-2014
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イソカニムシ
川島さん、浅野さんと外房方面へ海ムシ採集に行く。
前から目をつけていた礫浜を掘るが、期待していたイソハネカクシ類は出ず、これで2度めの敗退。やはり千葉にはいないのか? 別の砂っぽい場所ではいつものナギサハネ2種(ホソと不明種1)を得た。これは県内に広く分布しているようで、どこを掘っても出てくる。また、岩礁自体は内房よりも表面の付着物が少なく無機的で、海ハネの生息には適さないようだった。
波打ち際から離れ、草地の石を裏返すと、イソカニムシがうじゃうじゃ出てきた。ミニサソリといった趣きで、鋏を振りかざす様が可愛らしい。

石下にある無数のくぼみには一匹ずつイソカニムシが入っていて、糸で作った幕で蓋をして個室としているものもいた。カニムシのアパートといった風情だ。中には卵を抱くメスの姿も見られた。本種は卵を産み出した後も卵巣経由で栄養を補給し続けるといい、この手の虫で哺育をするというのはなかなか面白い生態だと思う。

午後は茨城県の砂浜に移動。虫は全体に少なめで、海ハネの類もあまり採れなかった。期待していたウミアメンボの漂着も見られなかった。まあ、今回の目的の一つだったへんな3巻虫はたくさん採れたのでよしとしようか。ちなみに3巻虫とは保育社の甲虫図鑑IIIに載ってるような虫のことである。誰が言い出したんだか…。
前から目をつけていた礫浜を掘るが、期待していたイソハネカクシ類は出ず、これで2度めの敗退。やはり千葉にはいないのか? 別の砂っぽい場所ではいつものナギサハネ2種(ホソと不明種1)を得た。これは県内に広く分布しているようで、どこを掘っても出てくる。また、岩礁自体は内房よりも表面の付着物が少なく無機的で、海ハネの生息には適さないようだった。
波打ち際から離れ、草地の石を裏返すと、イソカニムシがうじゃうじゃ出てきた。ミニサソリといった趣きで、鋏を振りかざす様が可愛らしい。

石下にある無数のくぼみには一匹ずつイソカニムシが入っていて、糸で作った幕で蓋をして個室としているものもいた。カニムシのアパートといった風情だ。中には卵を抱くメスの姿も見られた。本種は卵を産み出した後も卵巣経由で栄養を補給し続けるといい、この手の虫で哺育をするというのはなかなか面白い生態だと思う。

午後は茨城県の砂浜に移動。虫は全体に少なめで、海ハネの類もあまり採れなかった。期待していたウミアメンボの漂着も見られなかった。まあ、今回の目的の一つだったへんな3巻虫はたくさん採れたのでよしとしようか。ちなみに3巻虫とは保育社の甲虫図鑑IIIに載ってるような虫のことである。誰が言い出したんだか…。
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by isohaetori
| 2009-09-16 23:50
| 昆虫採集・観察(海)