昆虫、特に甲虫を中心とした生き物ブログ。ビーチコーミングやガラスびん収集についても書いています。


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カテゴリ:昆虫採集・観察(海)( 61 )

砂色のバッタ

カメラをデジタル一眼に替えてからというもの、パソコンのDドライブがものすごい勢いで埋まっていく。これ以上写真をパソコン内部に保存するのは無理と判断し、外付けハードディスクを買いに走った。2TBで一万円弱。安くなったものである。既にバックアップ用に使っている一台と併せ、これで二重の保険をかけることにした。
しかし、それで安心できるかというとそんなことはなく、聞くだに恐ろしいようなトラブルの話はいくらでもある。この手の機器には「ハズレ」の個体がけっこう存在し、特別ハズレでなくとも唐突に壊れることがあり、まったく信用ならない。近いうちにDVDにもデータを焼いておこうかと思う。



先日に引き続き、砂色の直翅を。ヤマトマダラバッタ。
こちらはオス。

IMG_6914


メス。オスよりも少し大柄。

IMG_6935

いずれも2012年9月7日、千葉県にて撮影。

このバッタはこれまでに何度か紹介したことがある。
若虫:http://isohaetori.exblog.jp/16207250/
成虫:http://isohaetori.exblog.jp/16409314/
過去に撮ったものはどれも暑そうにしているが、今回のは夕方だったためか、ちゃんと砂の上にいてくれた。
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by isohaetori | 2012-09-10 19:49 | 昆虫採集・観察(海)

ハマスズ

川島画伯と、恒例の昆虫観察ツアーへ。回るポイントはだいたい決まっていて、今日も房総の某寺社、および某海岸。既に眠いので、写真を簡単に紹介するにとどめる。

今日の目的のひとつ、ハマスズDianemobius csikii。体長は7ミリほどで、良好な環境の残された砂浜にのみ生息する。

IMG_6985[1]


おそろしく巧妙な隠蔽色。まさに砂の模様そのものである。一度見失うと、動いてもらわない限り再発見は難しい。

IMG_7007[1]

普通にストロボを当てると背景に溶け込んでしまうので、立体感を出すべく自然光(夕刻の西日)で撮ったのがこちら。

IMG_7065[1]

それにしても、なんという格調高い虫であろうか。
残念ながら、今日見られたのはすべて若虫であった。ずっと耳を澄ませていたのだが、それらしい鳴き声が聞こえなかったことから、成虫が出るのはもう少し先のようだ。その頃合いを見計らってまた来よう。
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by isohaetori | 2012-09-07 23:53 | 昆虫採集・観察(海)

ヒラタヒメバチの一種

昨年の冬から、とある虫の生活環を調べている。定量的な調査が難しいので、目視採集による大雑把なものだが、まあ年に何化するかくらいは分かるだろう。今日はその定例の調査をしてきたが、今のところ結果は予想通り。
分かってはいるけど、夏の海はやっぱりしんどい。最近は仕事の疲れが抜けていなかったのだが、今日調査しなかったら8月のデータが抜けてしまうので、やらざるを得なかった。しかし行っただけのことはあり、一応は満足。秋までやったら一年間続けたことになるので、もう少し頑張ろう。

夕方はいつもの干潟で暗くなるまで網を振り、目的の虫はなんとか採れた(先のとは別件)。これも短報になればいいなと思いつつ、現在調査中。


その干潟でひと休みしているとき、寄生蜂が何やらやっているのを見つけた。 ヨシの茎に産卵管を突き立てている、体長1センチ弱のヒメバチ。

hiratahime

風がびゅうびゅう吹いていてうまく撮れなかったので、これは少しトリミングした写真。
この行動からして、茎の中にいる鱗翅類の幼虫に寄生するのであろう。たぶんヒラタヒメバチの仲間だろうと思うのだが、浅学ゆえ種名までは落とせない。持ち帰って検鏡してみて気付いたのだが、このハチの付節末端は変な形をしている。大きく発達した吸盤のような構造物を持っているのだ。改めて写真を見てみると、なるほど、つるつるの茎にもしっかり貼り付いて踏ん張れるようになっているのが分かる。こういう虫の細かい造形は、見れば見るほど感心させられる。


Endromopoda属と教えていただきました。ヨシなどの茎の中の寄主に適応しているとのことです。大阪自然史博の松本吏樹郎さま、ありがとうございました。
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by isohaetori | 2012-08-29 23:55 | 昆虫採集・観察(海)

テングイラガ

今日は三浦半島へ某虫を探しに行ったのだが、見事なまでに空振り。当てにしていた実績あるポイントも駄目だった。以前採集したことのあるあの微環境は、本来の生息場所ではないような気がする。もう少し場所を変えて再挑戦しなければ。
それにしても夏の海での穴掘りは結構しんどい。今日一日で3リットル以上水分を摂ったが、すべて汗になって出てしまう感じだった。

せっかく三浦まで行ったので、「第二報」用の採集もおこなった。貝殻も少し拾った。タカラガイが豊富に打ち上がる場所を見つけたので、冬に再訪したい。


昨日職場で見つけたテングイラガ(らしき)幼虫。現在二匹をサクラの葉で飼育している。
f0205097_011559.jpg


何度もこのブログに書いている通り、私は毛虫が苦手である。しかし最近はそれも克服してきて、特にイラガ科の幼虫は可愛いとさえ思うようになっている。もちろん最初は嫌いだったのだが、これは樹上性のウミウシだと思うようにしたら大丈夫になった。ものは考えようである。

今日見たら、二匹のうち一匹は繭を紡いでいた。早っ。
f0205097_01335.jpg


直径7ミリと、結構小さな繭である。あっという間に蛹化してしまったが、もっとウミウシの飼育を楽しみたかったので少し残念な気分。
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by isohaetori | 2012-07-24 23:55 | 昆虫採集・観察(海)

ハナダカバチの飛翔など

先日撮った写真を見ていて気がついたのだが、ニッポンハナダカバチが大きく旋回しながら飛行する時、体は傾けつつも、頭部だけは水平を保っているらしい。ひどいピンボケ写真だが、証拠としてあげておくことにする。(2012年6月26日撮影)
f0205097_20581912.jpg

うろ覚えだが、確かトンボも頭を傾けることなく旋回するのではなかったかな? もしかしたらハチもそうなのだろうか。しかしテキは素早く、どんなに目を凝らして見たところで頭の角度なんて見えはしないので、ひたすら飛翔写真を撮りまくって確かめるしかない。


最近の出来事をメモ。
細将貴「右利きのヘビ仮説―追うヘビ、逃げるカタツムリの右と左の共進化」を読んだ。期待をぶっちぎりで上回る面白さだった。自然誌系の本で、こんなにわくわくしながら読んだのは久しぶり。生き物の研究の魅力を余すことなく伝えてくれる本である。この本が若者に与える影響はすごく大きいのではないだろうか。自然科学に興味を持ちだした学生あたりが読んだら、人生変わっちゃうかもしれない。

・今まで見ないふりをしてきたフトタマムシSternoceraのコレクションを、ついに始めてしまった。日本ではルリタマムシ類の人気が高いようだが、私はこういう重厚で地味めなものの方が好みだ。何よりころころとした丸っこい体型は可愛らしいし、以前から乾燥地帯の甲虫に興味があったからという理由もある。そこそこ安いというのもありがたい。ただし、珍品揃いな上に分かりにくいJulodisにはまだ手を出していない(高いし)。

・丸山さんに教えていただいた採集法を実践すべく、100均で水切りカゴのセットを買い込んできた。あとはでかいスコップだ。あの虫にはだいぶ苦労しているが、これで効率が上がるに違いない。

・数日前、大きな満月を眺めながら帰っていたら、月のど真ん中を飛行機が横切るのを目撃した。機体のシルエットがくっきりと浮かび上がり、まるで一幅の絵のような美しさだった。流れ星以上に感動する一瞬、いつか写真に撮りたい。
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by isohaetori | 2012-07-06 21:09 | 昆虫採集・観察(海)

ハナダカバチ観察2012

昨日はいつもの海岸へ、ニッポンハナダカバチを見に行ってきた。ここの個体群の観察は今年で4年目に入るが、幸いまだ滅びることなく存続している。このままいつまでも生き延びてほしいものだ。
今年はまだピークに差し掛かっていないらしく、地表をパトロールするオスの姿が目立ち、巣穴を掘るメスの数はそれほど多くない。この時期はメスがモテてモテて仕方がない状況を生み、一匹のメスに5,6匹のオスが追従し、ダンゴ状態になって転げ回る光景もしばしば見られる。巣穴を掘りはじめたメスにもたくさんのオスがアタックしてくるので、掘削作業がなかなか進まないこともある。

働き者のメス。黙々と坑道を掘り進める。
ハナダカバチ1


穴掘り中のメスに飛びかからんとするオス。当然振り払われる。
ハナダカバチ2


それでも諦めずにじっと見つめる。そして突然飛びかかり、やはり振られる。
ハナダカバチ3


さらにガン見する。諦めの悪い男は嫌われるらしいが、この一生懸命さは見ていて微笑ましい。
ハナダカバチ4


ばさばさと砂をかけられる。
オス「ちょ…待っ…砂…!」   ※書き手による多少の演出があります
ハナダカバチ5


目にも止まらぬ速さで飛び回る美しいハチを見るのは、やはり良いものだ。今年はあと数回、様子を見に訪れたい。
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by isohaetori | 2012-06-27 16:44 | 昆虫採集・観察(海)

岩礁の虫二題

早起きして、亀澤さんと海もの調査へ。前回は四度にわたる雨天中止という前代未聞の事態に見舞われたが、今回は天候に恵まれ、すんなり決行することができた。やはり日ごろの行いが良いせいであろう。コアな甲虫の話が一日じゅうできて楽しかった。

亀澤さんのご案内により、初めて見る良い虫に出会えたのだけれど、それはいずれ発表されるネタなのでここでは触れずにおく。
岩礁では、イソジョウカイモドキが活発に歩きまわっていた。
f0205097_2331441.jpg

これはメス。オスは立派な触角を持っていて絵になる虫だが、ウロウロとたいへん落ち着きのない野郎で、なかなか写真に撮らせてくれなかった。また次回。

ケシウミアメンボもたくさんいた(トリミング)。交尾している個体もおり、今が繁殖シーズンのようだ。この個体はお食事中で、水面に落ちた何かに吻を突き刺してちゅうちゅう吸っていた。
f0205097_2336728.jpg

黒のビロードを着込んだ美しい虫である。しかしいかんせん小さいので、遠目には黒ゴマが水面を滑走しているようにしか見えない。
こいつらは普段たくさんいるくせに、冬の間は完全に姿を消してしまう。どこでどうやって過ごしているのであろうか。気になる。
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by isohaetori | 2012-05-24 23:48 | 昆虫採集・観察(海)

飛べ! ナギサハネカクシ

朝起きたら、外は真っ白。今日は亀澤さんと採集に行く予定だったのだが、この天気でお流れになってしまった。実は先週にも一度、雨のため延期になっていて、今日で二度目の雨天中止である。ここでも雨男ぶりを遺憾なく発揮してしまい、さすがに悔しい。


採集ネタに困ってきたので、某県某所で某日に撮影した某ハネカクシ(何それ)をご紹介。ナギサハネカクシ属の一種Bryothinusa sp.。
こいつは種名こそ未決定ながら、とある河口では最も多く見られる種である。砂泥に埋もれた石を起こすと見つけることができる。
f0205097_17523477.jpg

石の下面にもくっついているほか、泥を適当に掻きまわすと水面にたくさん浮かんでくる。
このように脚先で水面に立ち、風を受けてふわふわと漂う。
f0205097_1753481.jpg

溺れることはまずない。
f0205097_17531632.jpg

スイスイ。シンクロナイズド海ハネカクシ。
f0205097_17532917.jpg

ふわふわと漂っていたかと思うと、いきなり水面から飛び立つ。これは後翅を出したところ。数秒後に私の視界から消え失せた。
f0205097_17534281.jpg

河口の虫は面白いが、撮影機材が泥だらけになるのが難点である。
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by isohaetori | 2012-02-29 17:58 | 昆虫採集・観察(海)

キイロホソゴミムシ

今日は久々に干潟へ行ってきた。最大の目的はびん拾い…ではなくて,この虫を撮影するため。
キイロホソゴミムシDrypta fulveola Bates
f0205097_2157282.jpg

f0205097_2158407.jpg

本種は,河口干潟に発達したヨシ原にのみ生息する希少種である。ヨシ原ならどこでもよいかというとそうでもなく,全国でも本種が見られる場所はわずか数か所に過ぎない。千葉県RDBではカテゴリーA(最重要保護生物)にランクされている。
今の時期は休眠状態にあり,ヨシ原の流木の下や,枯れて堆積したヨシの下などを探ると見つけることができる。条件の良い場所では集団でいることもあり,そうした状態を撮影したかったのだが,今回は見つけることができなかった。


もう一つの目的であったびん拾いについては,収穫品のクリーニングが終わってから紹介します。
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by isohaetori | 2012-01-06 22:00 | 昆虫採集・観察(海)

海ムシミーティング2012/イソユスリカの一種

今日は毎年恒例の、「キャッ☆ ドキドキ初採集♪ 海ムシミーティング2012」が盛大に行われた。これは全国に散らばる海岸性昆虫業界の猛者たち(なにそれ)が集結する、新年の一大イベントである。

……書いていて恥ずかしい。


場所は三浦半島。川島画伯、浅野さん、私の3人が、まず久里浜駅に集合した。その後、倉持さんご夫妻も現場で合流し、計5人の賑やかなパーティーとなった。(しかし、例によって調査地ではバラバラの個人行動になるのは言うまでもない)

虫屋ブログである以上、事細かく採集記ふうに書くのが筋かと思うが、今後発表する予定の調査でもあるし、果てしなく地味な虫ばかりであるため、今日の活動については思いっ切りハショらせて頂きます。かいつまんで述べると、干潟でヨシの茎の中にいる虫を探し、河口に棲むゴミムシを採り、礫浜でハネカクシを掘り、さらに場所を移動しようとした段階で陽が落ちて時間切れになりました。終わり。

…これではあっさりし過ぎな気がするので、今日撮影した、岩礁に棲むユスリカの仲間を紹介する。イソユスリカ属の一種(Telmatogeton sp.)。
f0205097_2352995.jpg

早春の頃、潮溜まりなどの海水面を、すいすいと滑るように走り回っている姿が見られる。脚先で水面に立ち、羽ばたいて進んでいるらしい。岩場に上がっても常に走り回っている、なかなかせわしない虫である。幼虫は岩礁に生える海藻の根際や、岩の間隙に溜まった泥土の中で見られ、海藻を食べて成長する。本属には2種が知られており、翅脈の構造で見分けるようである。しかし私はまだ同定に自信が持てないので、種名は書かずにおく。


今日は私が時間配分を間違えてしまい、最後の地点は調査できずに終わってしまったのが残念だった。それでも午前中には貴重な甲虫を見つけられたのでよしとしよう。2012年は、なかなか良いスタートを切ったと言えそうだ。本日遊んで下さった皆様、たいへんお世話になりました。
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by isohaetori | 2012-01-02 23:20 | 昆虫採集・観察(海)