昆虫、特に甲虫を中心とした生き物ブログ。ビーチコーミングやガラスびん収集についても書いています。


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タグ:海岸性昆虫 ( 58 ) タグの人気記事

日本甲虫学会は素晴らしい学会なので若手虫屋はぜひ入りなさい

数日前にはさやばねNSが、今日はエリトラが届き、どちらも楽しく読んだ。さやばねにはキバネキバナガミズギワゴミムシの生態や、内陸部でのニッポンセスジダルマガムシの発見など、海もの屋の血が騒ぐ素晴らしい報文が載っていた。ベニボタル同定のための連載も始まり、続きが楽しみ。こういう一般向けの解説記事が出ると、なんだか自分にも容易に同定できそうな気持ちになってしまうから不思議だ(多くの場合そう簡単にはいかず、やはり虫の同定は難しいものなのだが)。参考書を買うとそれだけで満足し、勉強ができる気になってしまうイタい高校生の気持ちに似ている。


かねてから用意していた短報ネタは意外な展開を迎え、私を含めた3人の共著でやることになった。
今までは溜めこむ一方だったが、たとえ小さな記録であっても、これからはできる限り世に出したいと思う。
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by isohaetori | 2012-01-21 22:00 | 日常

キイロホソゴミムシ

今日は久々に干潟へ行ってきた。最大の目的はびん拾い…ではなくて,この虫を撮影するため。
キイロホソゴミムシDrypta fulveola Bates
f0205097_2157282.jpg

f0205097_2158407.jpg

本種は,河口干潟に発達したヨシ原にのみ生息する希少種である。ヨシ原ならどこでもよいかというとそうでもなく,全国でも本種が見られる場所はわずか数か所に過ぎない。千葉県RDBではカテゴリーA(最重要保護生物)にランクされている。
今の時期は休眠状態にあり,ヨシ原の流木の下や,枯れて堆積したヨシの下などを探ると見つけることができる。条件の良い場所では集団でいることもあり,そうした状態を撮影したかったのだが,今回は見つけることができなかった。


もう一つの目的であったびん拾いについては,収穫品のクリーニングが終わってから紹介します。
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by isohaetori | 2012-01-06 22:00 | 昆虫採集・観察(海)

海ムシミーティング2012/イソユスリカの一種

今日は毎年恒例の、「キャッ☆ ドキドキ初採集♪ 海ムシミーティング2012」が盛大に行われた。これは全国に散らばる海岸性昆虫業界の猛者たち(なにそれ)が集結する、新年の一大イベントである。

……書いていて恥ずかしい。


場所は三浦半島。川島画伯、浅野さん、私の3人が、まず久里浜駅に集合した。その後、倉持さんご夫妻も現場で合流し、計5人の賑やかなパーティーとなった。(しかし、例によって調査地ではバラバラの個人行動になるのは言うまでもない)

虫屋ブログである以上、事細かく採集記ふうに書くのが筋かと思うが、今後発表する予定の調査でもあるし、果てしなく地味な虫ばかりであるため、今日の活動については思いっ切りハショらせて頂きます。かいつまんで述べると、干潟でヨシの茎の中にいる虫を探し、河口に棲むゴミムシを採り、礫浜でハネカクシを掘り、さらに場所を移動しようとした段階で陽が落ちて時間切れになりました。終わり。

…これではあっさりし過ぎな気がするので、今日撮影した、岩礁に棲むユスリカの仲間を紹介する。イソユスリカ属の一種(Telmatogeton sp.)。
f0205097_2352995.jpg

早春の頃、潮溜まりなどの海水面を、すいすいと滑るように走り回っている姿が見られる。脚先で水面に立ち、羽ばたいて進んでいるらしい。岩場に上がっても常に走り回っている、なかなかせわしない虫である。幼虫は岩礁に生える海藻の根際や、岩の間隙に溜まった泥土の中で見られ、海藻を食べて成長する。本属には2種が知られており、翅脈の構造で見分けるようである。しかし私はまだ同定に自信が持てないので、種名は書かずにおく。


今日は私が時間配分を間違えてしまい、最後の地点は調査できずに終わってしまったのが残念だった。それでも午前中には貴重な甲虫を見つけられたのでよしとしよう。2012年は、なかなか良いスタートを切ったと言えそうだ。本日遊んで下さった皆様、たいへんお世話になりました。
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by isohaetori | 2012-01-02 23:20 | 昆虫採集・観察(海)

またもや未記載種?

今日の午前中は遅い衣替えをしたり、窓に保温用のシートを貼ってみたり、家のこまごまとしたことを片付けた。世間は節電モードで、この断熱シートなるビニール製品が売れているようだが、果たしてどれほど効果があるのだろうか? ちょっとした期待をもって、この冬に試してみることにした。


午後は三浦で採集してきたハネクシを検した。わずか2個体しかないが、外見をよくよく見ると、どうにも違和感を覚える虫だった。もしやと思いゲニを抜いてみると、やはりというか、既知の種とは似ても似つかぬものが出てきた。どうやらバリバリの未記載種だったらしい。こんなに大きな虫なのに!(3ミリくらい)。
できれば沢田先生の論文を参考に口器周辺も観察したいのだが、生物顕微鏡を持たぬ身としては、今できる作業はここまで。追加個体をもう少し採ったら丸山さんに送ろう…。

こういう虫をいじっていると、やはり生物顕微鏡が欲しくなる。経済的理由によりあまり考えないようにしていたが、中古を探してみようかと思う今日この頃。しかし買ったとしても、それを置いて作業するスペースがもはやない。どうしたものか。
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by isohaetori | 2011-12-05 21:50 | 日常

クロシオウミハネカクシ

昨日は三浦半島へ調査に行っていた。懸案のハネカクシは何とか1♂を得ることができ、一安心。数が少ないのは、やはり時期外れだからだろう。来年の春以降に期待したい。

せっかく磯に来たのだから…というわけで、岩礁で暮らす虫を探しては撮影の練習をした。これはクロシオウミハネカクシDiaulota pacifica。真の潮間帯性ハネカクシで、潮をかぶるような岩礁の岩の隙間や、岩に固着したヒトエグサの周辺などで生活している。今の時期は完全に越冬モードで、岩の表面を出歩くことはない(ようだ)。
f0205097_2139578.jpg

体長は2ミリちょっとなので、私の機材では画面いっぱいに撮ることはできない。この写真は少し引いて撮った写真を切り出している。しかし、被写界深度が浅いので腹部はボケボケ、ストロボの当て方が悪いので体の下は真っ暗…という、かなり残念なカットになってしまった。虫の姿勢も微妙だし。もっと工夫して撮る必要がありそうだが、ひたすら歩き回る微小なハネカクシを撮るのはなかなか難しい。
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by isohaetori | 2011-12-01 21:52 | 昆虫採集・観察(海)

カタモンハネカクシ

一昨日の調査で見つけた海岸性甲虫、カタモンハネカクシLiusus hilleri。(短報云々と書いたのはこの種ではありません、念のため)
f0205097_22345410.jpg

体長15ミリを超える、本土で見られる海ハネの中では最大級の種。この個体は真っ黒だが、鞘翅の赤いタイプも見られる。場所によっては急速に数が減っているようで、海岸の環境をみる上で、一種の指標になる虫かもしれない。


合間をみては白バック写真の練習をしているが、やはり一筋縄ではいかない…。試行錯誤あるのみ!
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by isohaetori | 2011-11-27 22:49 | 昆虫採集・観察(海)

トビイロヒョウタンゾウムシ

川島さんと三浦半島の海岸巡り。
今日は主に下見ということで、計4か所を回った。過去に溜めたデータは既に「第一報」として投稿済みなので、今日からは第二報に向けたサンプル集め。年に一回出る雑誌だから、次の投稿は約一年後か、あるいはもっと先になりそうである。地味にこつこつとやっていきたい仕事だ。

今日は下見のはずだったが、ちょっと驚くようなハネカクシが採れた。検鏡した瞬間にびっくり。あんな(一見)しょーもない浜にいるとは。
残念ながら1♀だけだったので、追加個体を採りに行かなければならない。複数個体を見て、ゲニの確認ができた時点で短報にしたい。
f0205097_0115326.jpg

砂浜のトビイロヒョウタンゾウムシScepticus uniformis。斑紋の変異が多く、見ていて飽きない。つぶらな眼も可愛い。
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by isohaetori | 2011-11-25 23:55 | 昆虫採集・観察(海)

ウミミズカメムシ

先日,川島画伯と海ものの撮影に行ってきた.目的のひとつはこの虫.
ウミミズカメムシSpeovelia maritima Esaki
f0205097_2215348.jpg

その名の通り,ミズカメムシのくせに海岸で生活しているという妙なやつである.大きな石がゴロゴロしているような礫浜がお好みのようで,潮間帯から潮上帯にかけて見られる.礫間に堆積したゴミを掻きわけると出てくる.
成虫になっても無翅で飛ぶことができないが,敏捷に走り回り,撮影はなかなか難しい.
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by isohaetori | 2011-10-14 22:05 | 昆虫採集・観察(海)

ヒョウタンゴミムシ

一日引きこもって資料作成や撮影など。
微小なハネカクシを撮るのには相変わらず四苦八苦している。私の使っているコピースタンドは上下の微動が得意でないので、深度合成用の写真を撮るのには不向きなのである。仕方なしにマンフロットのマイクロポジショニングプレートなるものを注文してしまった。撮影機材についてはど素人なので、果たしてこれが使えるものなのかどうかは分からないが…。届くのが楽しみである。

ヒョウタンゴミムシの写真も撮ってみた。CZMは使わず、一枚のみの写真。
f0205097_23555741.jpg

ううむ、これはストロボの使い方を改善した方がよさそうだ(それ以前に標本の整形がなってない、というのは置いといて)。それに最近は深度合成した写真に目が慣れてしまったので、隅々までピントが合った標本写真の方がかっこよく思えてしまう。微動装置が届いたら撮り直してみよう。
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by isohaetori | 2011-09-29 23:55 | 標本

三浦半島調査(2)

疲れていたのか、朝起きると既に7時半を回っていた。もっと早起きするつもりだったのに…。久々にTVKの「sakusaku」を見て、やはり黒幕さんは素晴らしいとの思いを新たにした。


まずは昨日ハネカクシを採集した地点Cへ向かい、採集の続き。しかし駐車場に置いた車に吸虫管を忘れるという痛恨のミスを犯し、効率は上がらなかった。この私の忘れっぽさは生まれ持った才能としか思えない。

場所を変え、潮が引き始めた岩礁でハネカクシ採集。岩礁わきの砂を掘り、ナギサハネカクシの一種を得た。この属としてはかなり大型なうえ、最も普通に見られる種なのだが名前がわからない。おそらく未記載種であろうと思っている。

昼を過ぎたところで川島さんから電話があり、合流。地点Dへ向かう。
ここでは懸案であったムシヒキアブをあっさりと発見。しかし押さえておきたかったゴミダマは見つからず…。砂深く潜っているのであろうか。ヒョウタンゴミムシはどれもピカピカで、新成虫が多い季節なのかもしれない。
この浜では最後に良い海藻溜まりを見つけ、存分にハネカクシを採集した。三浦半島初の種も出て、なんとか役目を果たせた気になった。帰宅後のソーティングが楽しみである。発表前なので、あまりこまごまと書けないのがつらい。


日が傾いてきたところで、この二日間にわたる半島の調査はおしまい。海ハネは夏枯れ状態で、得られたサンプルは数百頭程度ではあったが、生息が予測される種はそこそこ出そろってきた感がある。原稿の締め切りは10月中とのことなので、それまでにはもう少しデータを揃えておきたいところ。お忙しいなか、ポイントを案内して下さった川島さんには厚くお礼申しあげます!
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by isohaetori | 2011-09-14 23:55 | 昆虫採集・観察(海)