昆虫、特に甲虫を中心とした生き物ブログ。ビーチコーミングやガラスびん収集についても書いています。


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イズイソチビゴミムシ

今日は遠征。川島さんと某所へ素敵な飴色の虫を掘りに行ってきた。海ものをやっている者なら一度は見てみたい(はずの)、礫浜にのみ生息するという変わったチビゴミである。

実を言うと、私がこの虫に挑戦するのはこれが3度目か4度目で、もうこのままでは海もの虫屋の名が廃るっ! という意気込みでのリベンジなのであった。


石をゴロゴロと無心に転がし続けること約1時間…。
で、出たー! ワイの求めていたモンはコレやっ! (現場写真がないので帰宅後に撮影)
f0205097_064528.jpg

イズイソチビゴミムシThalassoduvalius masidai pacificus S.Ueno
第一印象は、「でかい!」。しかも体つきが意外にしっかりしていて驚いた。もっとチビゴミらしい、フニャラカした虫を想像していたのだが…。
それにしても変なところにいる虫である。採れたのはもちろん嬉しかったのだけど、生息環境が環境だけに副産物がほとんどない! 強いて言えばわずかなハネカクシ、ド普通種のアリヅカが一種、あとは無数のハサミムシやジムカデといったところ。もう、このチビゴミ以外採れません、という採集であった。ちなみに私は2匹ゲット。生息環境は掴めたし、数は必要ないのでこれで十分満足である。

今日はまず見つけることに必死だったのでかなわなかったが、次回は生態写真でも撮りたいものだ。
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by isohaetori | 2010-12-06 23:55 | 昆虫採集・観察(海)

生き物屋の集い@三浦

今日は恒例の(?)生き物屋の集いに参加すべく、朝から三浦半島へ向かった。メンバーは、当ブログではお馴染みのしおさい博物館の倉持さんご夫妻、生物画家の川島さん、そして今日初めてお会いする日大の学生さん鈴木君。残念ながら妻は欠席。今回の活動内容は、鳥の骨を掘り出した後カニを調べてついでに虫も採ろう、というなんだか凄いプランである。
※個人が特定できないよう、人物写真は小さめにしてお送りします(バレバレ?)


午前の部:コアホウドリの骨を発掘

午前10時、三浦半島の某海岸に怪しい男女5人が集結。まず何をするかと言えば…『ホネ掘り』である。昨秋、ここに打ち上げられたコアホウドリの死体を倉持さんが埋めておいたのだが、そろそろその骨を掘り出してみようかということになったのだ。


f0205097_07816.jpg現場に到着。掘るべき場所は目印の大きな石のおかげで難なく見つけることができた。早速墓荒らしを開始する怪しい人々。犯罪の匂いがする。「犯人は現場に戻るって言いますよね…」と鈴木君。確かに!





f0205097_0111670.jpg埋めた当時は砂地だったはずが、いつの間にかこんな草ぼうぼうの状態に! 根っこが絡まって掘りにくそう。墓荒らしに手を染める川島画伯。






f0205097_0123054.jpg掘りだされた骨がこちら。骨がばらけないよう、洗濯ものネットに入れて埋めておくという小技が冴える。こうすることで細かい骨も失くさないで済む。これ重要ですよ!






f0205097_0125698.jpgビニールを敷き、骨の選り分け作業に入る。大のオトナ5人がこんな作業をしていると怪しさ満点だね…。川島さんや獣医学を学ぶ鈴木君はやたら骨に詳しく、「これは○○骨、こっちは○○骨」と専門用語を駆使しててきぱきと仕分けするのだが、ホネ素人の私はさっぱり分からず、「これは、えー、小さい骨ですね」などと無難かつ無意味なコメントを残すにとどまる。


かなり分解が進んでいたため、黄ばんでボロボロになりつつある骨。一年埋めたのはちょっと長過ぎたようだ…。これを組み上げるのには相当苦労しそうである。
f0205097_0153142.jpg

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頭骨はさすがにカッコイイ。
完全に骨だけになっていたため、ここに死体の分解者である昆虫の姿はなかった。しかしたまたまキイロケアリのコロニーが近くにあったため、骨のソーティング中にアリノスシミが何匹も出てきてちょっと得した気分に…。


午後の部:カニの巣穴掘り

倉持さんによると、この浜にはスナガニが2種(以上?)いるらしい。そこで、巣穴に隠れているヤツを掘り出してその種が何なのか見極める…というのが午後の作業。彼らは砂浜に深い穴を掘って生活しているので、掘り上げるのはなかなか困難ということである。
これがその巣穴。↓
f0205097_016275.jpg

f0205097_0165766.jpg早速掘ってみる。坑道を途中で見失わないよう、草の茎を巣穴に挿しこんで掘り進める。これは夏にハナダカバチでやったのと同じ手法だ。手鍬やスコップでガシガシ掘る。






50センチほど掘ったあたりで…出ました!
f0205097_018921.jpg

これはミナミスナガニとのこと。か、可愛い…。模様が格調高いなー。
驚いたことに、このカニはあっという間に色が変わる。掘り出した直後は黒っぽかったのに、白いバケツに入れて十数分後には白っぽい色になっているのだ! カエルさんもびっくりの変身術である…カニのくせに(笑)。

まずは一匹掘り出して気を良くしたが、後が続かない。途中で坑道を見失ったり、巣穴自体が既にもぬけの空だったりして、全然追加できないのだ。なにしろ連中の巣穴は恐ろしく深いので大穴を掘らなければならず、これが結構大変。上半身がすっぽり入るような穴を掘っても出てこなかった時の虚しさはなかなかのものだ。ちなみにこれは60センチほど掘って失敗した穴。こういう時は徒労感が残る…。
f0205097_0184757.jpg

まあ、一応普通のスナガニも確認できた(死体だったけど)ので空振りではなかったが、それにしてもこの類の研究をやる人は大変だろうと思う。

穴を掘っているとたくさん出てくるのがハマダンゴムシ。深いところほど大きい個体が多かったが、そろそろ越冬態勢に入っているのだろうか?
f0205097_022399.jpg

正面顔が可愛い。
f0205097_023334.jpg


ひとしきりカニ穴を掘りまくった後は場所を変え、海岸性昆虫の調査。日が暮れるのが早いので数は稼げなかったが、普通種はそこそこ押さえられたと思う。このへんの浜は今後も定期的に調べて、データの蓄積に努めたい。
今回もいろんな生き物に出会えて楽しかった。また三浦に呼んでください!

本日の結論:
・鳥を埋めたら早めに掘り出しましょう
・コアホウドリも色々と異物を飲みこんでいることがある
・アリノスシミは可愛い
・海ハネの生息状況を定量的な調査で説明できるようにならないものか
・みんなで死体を掘っていると怪しまれる
・みんなでカニを掘っていると怪しまれる
・みんなで虫を採っていると怪しまれる
・我々はだいたい怪しい
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by isohaetori | 2010-11-21 23:55 | 昆虫採集・観察(海)

@真鶴

今日は2年ぶりに真鶴町へ行き、今のところここでしか採れていないハネカクシの一種を探した。目視では確実な見分けができないため、それっぽいやつは片端からどんどん吸い取る。過呼吸…。

今日はその採集に集中していたこともあり、その他の虫まで見る余裕がなく、写真もほとんど撮らなかった。唯一撮ったのはこのハマオモトヨトウ。芸術的なまでに気持ち悪い柄。この虫にまで美を見出だせるほど、私の心は広くない。
f0205097_1953589.jpg


ところで、今日は真鶴の海岸で県博の苅部さんとばったり会った。こないだ県博に行った時は岸本さんと同じ電車だったし(この時は下車後に話しかける前にまかれてしまったが)、世の中って狭いものだ。
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by isohaetori | 2010-10-17 19:57 | 昆虫採集・観察(海)

夜の海岸にはなにかがいる

決算棚卸が無事に終わった…。ハア。もう溜息しか出ない。

早起きして採集に出るつもりだったのだが、体が言うことを聞かず起きられなかった。気が付いたら8時半。あわてて支度をし、小物作りで忙しい妻を残して海へ向かう。

地点1…いつもの某干潟。びんを横目で探しつつ海ハネ採集。いつもの面々であっても、肉眼では同定できないので全部採る。
地点2…東京湾に面した砂浜。ニッポンハナダカバチ、ヤマトスナハキバチ、キスジツチスガリ、アリバチsp.などを確認。そろそろ初夏のハチたちが出始めているようだ。これからが楽しみ。小型の海浜性ムシヒキアブも確認したが、撮影はできずじまい。これは次の課題だ。
スナハキの人が水たまりに落ちていたので掬いあげてみた。しばし手乗り蜂として楽しむ。やはりハチは可愛い。
f0205097_2051779.jpg

ヒョウタンゴミムシ。下手なクワガタよりはよほどカッコイイと思うのは、私だけではないはず。
f0205097_20514010.jpg

ここでもハネカクシを佃煮になるんじゃないかってほど採集する。ソートが大変そうだ…。


地点3…ここからは夜間調査。日が落ちるのを待ち、ヘッドランプの灯りを頼りに砂浜をうろつく。目的の種は見つからなかったが、夜は色々と普段見られない光景に出会えるので楽しめる。
しかし一人で真っ暗な夜の海岸にいると結構怖い。「あもよ」にでも出会いそうな気がする。そっち方面のことを考え始めるとどんどん怖くなるので、波打ち際にたくさんいるハマダンゴムシを見て和むことにする。つぶらな目がかわいい。カラーバリエーションも豊富で、おしゃれ。
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ひとしきり採集をしたところで引き上げ。ちょっと遅くなってしまったが、明日も仕事だ。
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by isohaetori | 2010-06-11 23:55 | 昆虫採集・観察(海)

海岸のハエなど

妻と房総半島南部へ出かけた。目的は海岸性昆虫の採集と撮影。その前にハケ掘りをちょっとやったが何も得られなかった…ということは内緒である。
ある岩礁ではイソアシナガバエの仲間が乱舞していた。
f0205097_108495.jpg

密度の高いあたりで網を数回振ると、それだけでごっちゃりと大量に採れる。それ以外にも岩礁のハエは大小さまざま、数種類いるようだったのでとにかく採りまくる。まずはサンプルを集められるだけ集め、調べるのはそれからだ! しかしこんな連中、本当に同定できるのか? それ以前に名前があるのか? 怪しいものだ。


JK君からハマベゾウムシのDNAサンプルが欲しいとの依頼を受けていたので、夜になるのを待ち、別の海岸に移動。
夜の砂浜は面白い。日中は砂の中に隠れている連中がうじゃうじゃ出歩いている。特にオオスナゴミムシダマシは多い。スイカの種をばら撒いたみたいだ…。
目的のハマベゾウもたくさんいた。
f0205097_1084138.jpg

ゾウムシにはとろい種類が多いが、中でもこのハマベゾウは際立って鈍くさいやつである。こんなんで生きていけるのか?と思えるくらいとろくて、そこが可愛い。

ここではハマベゾウの他、今までに採ったことのないハネカクシを得ることができ、これが本日最大の収穫となった。現在準備中の海ハネリストに、新たに一種加えられる。思えば、ハマベゾウを頼まれなかったらここにくるのはだいぶ先になっただろうし、このハネに気づくことすらなかったかもしれない。JK君には感謝である。
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by isohaetori | 2010-05-28 23:55 | 昆虫採集・観察(海)

ニッポンセスジダルマガムシ

f0205097_21314225.jpg今までに3頭しか採れていないBryothinusa sp.を探しに茨城県の某海岸へ。しかし今回も完全にフラレた。あれは幻だったのか?と思えるくらいかすりもしなかった。

帰りにとある崖地に立ち寄り、ニッポンセスジダルマガムシOcthebius nipponicusを数頭採集した。これは既知産地を下調べしてから行くという、こずるいやり方によるもの。おかげで棲息環境のイメージはだいたい掴めたので、これから各地で応用してみたい。


今日の悲劇:ダルマガムシの採集中にdumontのピンセット(Biologyの5番)を失くすという痛恨の失敗をした。狙いのハネカクシが採れなかったことよりよほど堪えた。
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by isohaetori | 2010-04-10 21:41 | 昆虫採集・観察(海)

岩礁出身の幼虫を飼う

最近気になるのが、岩礁で見つかる昆虫の幼虫。幼虫と成虫の対応関係を見極めるため、先週の採集の時、何匹か幼虫を生かして持ち帰ってきた。例えばこれ。岩に付着した藻類をはがすと出てくる黄色いウジ(3月17日、野外にて撮影)。
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そいつが昨日、奇態な蛹になっていた。背面には一対の怪しい突起物が出ている。果たして何が出てくるのやら…成虫になるのが楽しみ。
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これはヒトエグサガガンボか? すでに蛹になっているものを採集してきたのだが、まだ羽化しない。大丈夫だろうか…。
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ヤマトイソユスリカと思しき蛹。この写真を撮った直後、風に飛ばされてしまった…。ガッデム!(下品)
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そういえば、ハエの囲蛹にはAleochara属のハネカクシが内部寄生するが、その現場も見てみたいものだ。海岸ならば、やはりツマグロイソハナバエなどの囲蛹を片端から持ち帰って検してみれば良いのだろうか(そんな論文がエリトラに載っていたような気が)。しかしうっかりすると家の中がハエだらけになりそうで、まだ手を出せずにいる。
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by isohaetori | 2010-03-24 21:12 | 昆虫採集・観察(海)

海もの3題

先日届いた甲虫ニュースの,海もの関係の報文3題.

藤原淳一,2009.長崎県におけるババチビドロムシの記録.甲虫ニュース,(168):2.
藤原淳一・河上康子・沼田京子,2009.五島列島で採集した海岸性甲虫の記録.(168):5-8.
藤原淳一・沼田京子,2009.長崎県におけるエゾケシガムシの記録.(168):14.
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by isohaetori | 2010-01-25 22:31 | 本・論文

1ex.!!!

今日は妻と某干潟へ遊びに行った。私が海ハネ採集をしている間、妻はいつも通りアンティークなガラスびん探し。内湾の泥干潟というのはタイムカプセルのようなもので、壊れやすいガラス製品が時に驚くほどきれいな状態で保存されているものなのである。戦前、戦中のものさえゴロゴロしている。今日のびん拾いでは色々と収穫があったが(私も結構な逸品を一つ発見)、それらについては今後が報告すると思うのでここでは触れずにおこう。

私は昨年3月に見つけたBryothinusa sp.5.の追加を得るつもりだったが、わずか1頭を採集するに留まった。また、sp.2.も同じく1頭だけ。うぬぅ…。sp.3.と薄赤はいくらでもいるので、微妙な生息環境の違いや発生時期のずれなど、何かしら要因があるに違いない。この手のハネカクシで、もともと個体数が異常に少ないなどということは考えにくいし…。時期や場所を少しずつ変えて何度かチャレンジし、その理由を探ってみたいものだ。
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by isohaetori | 2010-01-04 22:39 | 昆虫採集・観察(海)

看病日記3

松山でみかん屋さんをやっている大学時代の同級生から、素敵な贈り物が届いた。「はれひめ」と「温州」の詰め合わせ。彼女はいつもこの時期になるとみかんを送ってくれるのだが、これが本当においしいのだ。これが愛媛の本気か! と感動してつい食べ過ぎてしまう。みなさん、みかんはここ(のま果樹園)で買いましょう。あと、松山に行ったら、このジュースバーで生ジュースを飲んでね。

午前中は洗濯と買い物、学会費の振り込みなど。妻は薬のおかげで少し楽になっているようだが、全快までにはまだ少しかかりそう。私は案の定出社禁止を言い渡されたので、明日も自宅を警備する予定。


浅野さんから別刷りが届いた。
Asano, M. and H. Kojima, 2009. On the mature larvae of the genus Laius (Coleoptera, Malachiidae) from Japan. Jpn. J. Syst. Ent., 15(2): 481-486.
海岸性のLaius属2種の幼虫記載で、イソジョウカイモドキL. asahinaiとトカライソジョウカイモドキL. miyamotoiを扱っている。丁寧な絵描きに感服した。1ページ丸ごと使った大きな全形図もすごい。また、Biological Notesは海虫屋必見! 
ところで、昆虫の記載論文ではゲニなどの部分図しかないものも多いが、やはり全形図が一つくらい付いていた方がよいと思うのは私だけだろうか。単純にその分類群を知らない人に対して親切だ。ま、論文書いてない私なんぞが言ってもアレですけどね!
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by isohaetori | 2009-12-28 22:07 | 本・論文