昆虫、特に甲虫を中心とした生き物ブログ。ビーチコーミングやガラスびん収集についても書いています。


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カワラハンミョウにたかられる

昨日の「ハチ見」の時、一番多く目についた虫がこいつ、カワラハンミョウである。うじゃうじゃいたと言ってもいい(採らなかったけど)。
f0205097_2346298.jpg


彼らは暑いところが好きそうな顔をしているが、やはり真夏の炎天は堪えるらしく、日中は日陰に隠れたり、草や流木の上に登る姿が多く見られた。カメラを構えていると、こちらに駆け寄ってきて私の影に入ろうとする。私が這いつくばっていると、カメラ本体の影にも入ってこようとする。おかげで距離が取れず、全然撮影にならない時もある。こんな経験は初めてであった。

こういう炎天下では彼らを「呼べる」こともわかった。かんかん照りの日向にいるカワラハンミョウの目の前に手をかざして日陰をつくってやると、そこに大急ぎで逃げ込んでくるのだ。個体数の多い場所では数匹が集まってきて涼を取ろうとする。ハンミョウは無表情だけど、そのしぐさはいかにも暑がっている風で、なんだか可愛らしいのだった。
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by isohaetori | 2009-07-31 23:46 | 昆虫採集・観察(海)

見つかってた

日食については残念な結果に終わった。私は職場にいたのだが、ひたすらどんよりとした曇り空で、太陽のかけらすら見えやしない。空がだいぶ暗くなったな…と思った程度であった。


千葉県のオオキバナガミズギワゴミムシは長らく記録がない…と思い込んでいたのだけれど、2006年に某所で再び採集されていたことを文献で知った。細々と生き延びているようでほっとした一方、そこは私も散々探した場所だったので先を越されたような悔しさも感じる。どうも修行が足りなかったようだ。

しかし! 生息が確実になった以上は生態写真の一枚でも撮っておかねば(もちろん標本も)。この手の虫は本当に風前の灯といった状態なので、いるうちに記録しておく必要がある。次の休みにでも探してみようか…。
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by isohaetori | 2009-07-22 23:14

海ムシミーティング@神奈川

今日は神奈川県側での海もの採集の日。倉持さんご夫妻、川島さん、浅野さんらといういつもの最強(!)メンバーである。


まずは久里浜で倉持さんの車に拾ってもらい、神奈川県ではもう数箇所しか残っていないというニッポンハナダカバチの生息地を見たあと、近くの海岸に移動。ここで今回のメンバーが全員揃い、例によって各自が思い思いの調査を始める。自由だ…。

私はたくさんいるイソジョウカイモドキを追いかけることにし、岩礁をはい回った。彼らの行動をしつこく眺めるうちになかなか興味深い観察と撮影ができたのだが、ことごとく未発表ネタなのでここでは出せないのが辛い…。浅野さんが書いているところなのでそのうち世に出ると思います。

↓イソジョウカイモドキのオス。岩の表面を休まずちょこちょこと歩き続けるので撮りにくい。しかし、「ふっ」と息を吹きかけるとびっくりして一瞬動きが止まった。固まっている間にすかさず撮影。しかしこの手はいつも通じるわけではなく、逃げられることの方が多い…。
f0205097_2291088.jpg



一通りの調査ののち、近くのファミレスに入る。食事を終えてからも今後の調査研究の方向性について打ち合わせを続け、結局夕方まで居座ってしまった。おかげで結構話が進み、具体的な目標が色々と見えてきた。やる気も出た!
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by isohaetori | 2009-07-13 22:58 | 昆虫採集・観察(海)

ウマノオバチに再挑戦

先日の採集では、天下の奇虫ウマノオバチの撮影をするつもりが見事に振られてしまった。しかし我々はそう簡単には諦めない。目的を達するまでしつこくリベンジするのである。今回も川島さんと金谷で合流して採集開始。


まずはなんだか違和感のあるアリスアブが目に入った。掬ってみたらキンアリスアブで、これは自己初採集。ここにはただのアリスしかいないものと思っていたのでちょっと嬉しい。体中に金色の毛が生えていて、もこもこのモール玉のようだ。ソーキュート。しかし、即ネットに入れてしまったので写真はない…。
ちなみにこちらはただのアリスアブ(↓)。黒目がちな癒し系キャラ。幼虫はケアリ類の巣内で生活する(一方、キンアリスアブはクロヤマアリの巣に入るらしい)。
f0205097_235848.jpg


トビイロケアリの巣を暴いたら、コヤマトヒゲブトアリヅカムシがいくつも出てきた。こいつら自身もよく歩く上、アリがちょっかいを出しまくっているのでなかなか撮影できない。これはもちろんトリミングしている。
f0205097_23583177.jpg


同じトビイロケアリのコロニー付近に固まっていたヒロズコガの幼虫ケース。こいつらはアリを食っているという話を聞いたことがあるが、本当だろうか…。
f0205097_23585242.jpg


前回ヒメウマノオバチが山ほどたかっていた木を見に行ったら、まるであの光景が嘘のようにいなくなっていた。産卵シーズンは終わってしまったのか? 目的のウマノオバチもおらず、思わずがっかりする。
ここではオオヒラタエンマムシにモデルになってもらった。朽木の上に乗せてのやらせ写真。しかし、テキは全身ツヤツヤのピカピカでうまく写真が撮れない。周囲の風景やフラッシュが写り込んでしまうのだ。ああもう。
f0205097_23591288.jpg


その後も寄り道&脱線しつつウマノオ探し。しかし見つからない。私が半分あきらめそうになっていたところへ、川島さんが網を掲げてやってきた。
「あっちで一匹採れたよ」
「えっ!」
林内をふわふわと飛んでいたらしい。写真を撮りたかったがとまりそうにないので確保したという。とりあえず目的の虫はひとつ採れたわけだ。よかった…。へっぽこ案内役の私もひと安心した。


休憩後、ぶっとい丸太を組み上げた展望台でセイボウを待つことになった。こういう樹皮のない裸状態の木は、いかにも蜂が好みそうだ。確かにじっと見ているとヒメバチやドロバチの類がちょくちょくやってくる。最終的にはここでナミハとムツバの2種が採れたが、採るのに精いっぱいで生態写真なんか一切ない。だって撮ってる間に逃げられるかもしれないんだから。と、ブロガーである前に虫屋の私はこういうところでサービス精神ゼロ。
で、帰ってから室内で写したムツバセイボウがこれ(↓)。本種はフタスジスズバチに寄生するという(こちらも一匹採れた)。
f0205097_23594250.jpg


いやー、どこから見ても綺麗な虫だ。嬉しいことに、マスダクロホシタマムシもやってきた。必殺虫屋つまみ。…というのかどうか知らないが、カミキリ屋さんっぽいやりかたで保定しつつ撮影。金色っぽく写っているが、実際には角度によってメタリックグリーンの輝きを放つ。
f0205097_00464.jpg



今回はいつになく派手な虫を採った採集であった。
M山を降りてから、前回同様近くの砂浜でハチ探し。キスジツチスガリの営巣地を見たりアリバチを探したりしてから、6時過ぎに解散。川島さんにはいろいろと教わりっぱなしな一日でした。ありがとうございました。
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by isohaetori | 2009-05-27 23:00 | 昆虫採集・観察(陸)

海岸性ハンミョウ2種(頂き物)

六本脚の井上君から荷物が届いた。以前から頼んでいた物資色々。多謝多謝。オトシブミハンドブック日本産ヒラタムシ上科図説も届き、いやー素晴らしい、と唸りつつ眺める。良い本を買った。みんなも買ってね(宣伝)。

荷物には久保さんからの頂き物も同梱されていた。日本の海岸性ハンミョウの標本である。ものはルイスハンミョウとイカリモンハンミョウで、前者は持っていなかった上に色彩の異なるタイプが一ペアずつ入っていたので感激した。

ルイスハンミョウ。これは濃い藍色のタイプ。やや金緑っぽいものもあって、それぞれにカッコイイ。良好な干潟環境の残る河口周辺に生息する。
f0205097_2212617.jpg


イカリモンハンミョウ。目の細かい砂からなる砂浜の波打ち際に棲む。分布は局地的で、本州と九州のごく一部にしか生息していない。
f0205097_2214437.jpg


うーん、なんて素敵な虫なんだろう。久保さん、貴重なものをありがとうございました。
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by isohaetori | 2009-05-26 23:00 | 標本

サンゴアリヅカムシ

f0205097_15492855.jpg今日はオフ。朝からできるだけ体力の回復に努める。すなわち寝る。寝るのに飽きると先日の採集品のソーティング(まだ終わってなかったんかい)。提出期限の過ぎた報告書が2本ほどあるが、本社から催促が来ないのをいいことに放置中。ダメ社員の一例である。この繁忙期に出せとはしばらくは言われまいが、それでも今夜中には片付ける予定。

今日の写真は石垣島で採集したサンゴアリヅカムシPedisinops regulus。河口で水に浸かった転石をひっくり返したり、水底の砂利をかき回したりして採集した。彼らが何を食べているのか気になるが、トビムシの類がよく一緒に見つかるので、ああいった連中を捕食しているのではないかと勝手に思っている。果たしてどうなんだろう。

今月はあまり採集に行けないので、これからしばらくは虫の標本や漂着種子の紹介が続きそうだ。
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by isohaetori | 2009-05-02 15:50 | 標本

海ハネ日和

f0205097_0125846.jpg6時半起床。妻とともにいつもの干潟に行き、海ハネを採集する。最大の目的だったBryothinusa sp.(明色の小型種で、これまでに9頭しか得られていない)は完全に姿を消しており、まったく採集できなかった。前回あれほどたくさんいた黒い方の種も激減していて、この2種の成虫の時期はそろそろ終わりのような気がする。また来年ってことかい!

その後南房総の海岸に移動し、ここではCafiusAthetaといった海ハネを鬼のように採集。海藻をバットの上で篩うと、もう目を背けたくなるほど沢山の甲虫(とヨコエビ)が落ちてくる。うじゃうじゃわさわさ。ガムシやエンマムシも多い。肉眼では確実な識別ができないものばかりなので、とにかく片端から吸虫管で吸いこむ。おかげで個人的に嬉しい虫がいくつも採れた。以前から気にしていた属不明のヒゲブト(赤黒のバイカラーで毛深い人)の採り方が分かり、いくらでも採集できるようになったのも収穫だった。今までしてきた苦労は何だったのか。しかし採集とは得てしてそういうものである。
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by isohaetori | 2009-04-23 00:08 | 昆虫採集・観察(海)

イワハマムシ文献

手元にあったイワハマムシ関係の論文をいくつか紹介。

河野廣道(1936) 珍稀なる海濱甲蟲イワハマムシに就いて. 昆蟲,10(3):141-145.

T. J. Spilman (1967) The heteromerid intertidal beetles (Coleoptera : Salpingidae : Aegialitinae). Pacific Insects, 9(1):1-21.
これはさっきネット上に転がっているのを見つけた。良い文献。

Zerche (2004) Revision der Gattung Aegialites Mannerheim (Coleoptera: Salpingidae: Aegialitinae). Stuttgarter Beiträge zur Naturkunde Serie A (Biologie), 666:1-116.
すごい仕事なのだが、残念ながらネット上にはないようだ。写真も結構あって楽しめる。幼虫の写真もあり(カピカピだけど)。しかし悲しいことにテキストはドイツ語。嗚呼…。
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by isohaetori | 2009-04-14 23:21 | 本・論文